米民主党候補者指名争い〜囁かれるバイデン氏の“ある病気”

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(3月16日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。アメリカ大統領選の民主党候補者指名争いについて解説した。

ワシントンで行われた米大統領選に向けた民主党の候補者討論会で論戦を交わすバイデン前副大統領(左)とサンダース上院議員(アメリカ・ワシントン)=2020年3月15日 写真提供:時事通信

バイデン氏とサンダース氏がテレビ討論会で激突

アメリカ大統領選の民主党候補者指名争いでトップを走る中道のバイデン前副大統領と左派のサンダース上院議員は、日本時間16日にテレビ討論会に臨み、2人が直接対決する。討論会は会場に聴衆を入れずに行われ、CNNテレビが生中継する。

飯田)一方で、ジョージア州や一部の州では指名争いの投票が延期されたりと、いろいろ影響が出て来ています。

米中西部アイオワ州シーダーラピッズ市の集会で支持を訴える、急進左派のバーニー・サンダース上院議員=2020年2月1日 写真提供:産経新聞社

民主党の分断につながりつつあるバイデン氏とサンダース氏の争い

須田)いま民主党のなかで起こっていることは、「分断」です。バイデンさんについては中道から保守に向けて、民主党内で糾合されました。サンダースさんについては、左派の部分が一本化されました。そのなかで両者は批判の応酬をしていて、民主党のなかでも分断が進みつつあります。どちらかが選ばれたあとに、トランプさんとの大統領選挙に向けて民主党が一本化されるかというと、この傷跡は大きすぎるのではないかと思います。

飯田)サンダースさんの支持者の方々は、もしバイデンさんが民主党の候補になった場合に投票しますかと聞くと、半分くらいの人が投票しないと言っているそうです。

「スーパーチューズデー」で予備選が行われた米カリフォルニア州ロサンゼルスでの集会で、聴衆に笑顔をみせるバイデン前副大統領。スーパーチューズデーで獲得代議員数を積みあげ、「本命」に返り咲いた=2020年3月3日 写真提供:産経新聞社

まだらボケの気のあるバイデン氏に心配の声

須田)サンダースさんは若い人を中心に、富裕層に対する批判だけでここまで突っ走って来たのです。その批判の対象がバイデングループなのですから、投票に向かうことはできないのではないかと思います。そういう意味で言うと、トランプさんの思う壺になりつつあります。また、バイデンさんにはまだらボケの気があるのです。それが結果的に失言や暴言につながってしまうのです。その辺りが、今回のテレビ討論会で出るか出ないかも注目ですね。仮にバイデンさんが選ばれても、「大丈夫か?」ということにもなりかねないのですよ。

飯田)地名を間違えるようなことがあるみたいですね。

須田)自分の支持者を公衆の面前で罵ったり、質問に対して頓珍漢な回答をしたりということがあるようです。

飯田)一方で、サンダースさんも1回心臓発作で倒れていますよね。

須田)両者とも高齢で健康上の危険も抱えているなか、このどちらかに一本化されても、「もっときちんとした人はいなかったのか」というところはあります。しかし民主党としては、ここで2人に勝負をかけたのでしょうから。

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