佐藤優氏、営業継続パチンコ店は「閉めて頂かないと困る。依存症の人が行ってしまう」

ニッポン放送「ザ・フォーカス」(4月28日放送)にゲストの作家・元外務省主任分析官の佐藤優が出演。新型コロナウイルス特措法に基づくパチンコ店への休業要請について解説した。

休業指示のパチンコ店が営業 兵庫県の休業指示に応じず営業を続けるパチンコ店=2020年5月2日午前、神戸市灘区 写真提供:産経新聞社

意志力が弱いのではなく「ギャンブル依存症」

東京都の小池知事は28日、都内で営業を続けるパチンコ店が28日正午前の時点でゼロになったことを明らかにした。(※編集部注:その一方で、28日午後には一部の店で営業が確認され、都が事実関係を調査。営業が確認されていた全4店が30日までに休業したことを、同日明らかにした。5月3日現在、神奈川県、千葉県をはじめ、全国各地で営業を続けているパチンコ店がある)

佐藤)これは閉めていただかないと困るのです。どうしてかというと、いまこの状況でパチンコへ行く人は意志力が弱いのではないかとみんなが受け止めてしまうのですが、そうではないのですよね。本人もやめたいと思ってもどうしても行ってしまう依存症の方が多いと思うのです。私の友人で大企業の会長をやっていた人なのですが、この人もギャンブル依存症になってしまって。その人はバカラで億単位のお金を無くしてしまったのですが、話を聞いてみると自分では「やめたい」と思っているのだけれどやめられないと。それでお医者さんのところへ行ったら「あなたはもともとアルコール依存症がありますね、自分でやめられないでしょう」と。お店が閉まるまで粘っているか、あるいは友達が帰ろうと言うまで粘っている。それと同じですから、依存症はギャンブルもアルコールも基本は一緒なので、お店を閉めるという対応をしないとどうしても一定数の依存症の人は行ってしまうのですよ。だから閉めて欲しいです。

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