欧米が反中国へ向かうなか、日本だけ「習近平主席訪日」でいいのか

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(5月15日放送)に自由民主党参議院議員の青山繁晴が出演。欧米が反中国に向かうなか、今後の日本と中国との関係について解説した。

中国の習近平国家主席(左)とトランプ米大統領=2020年5月14日 写真提供:時事通信

トランプ大統領が中国との断交の可能性を示す

14日放送の「Fox Business」のインタビューのなかでトランプ大統領は、武漢発祥である新型コロナウイルスに関して、中国の対応に不安を示し、周主席とは「現時点で話をしたくない」と強調し、中国との断交の可能性を示した。

青山)Foxはトランプ大統領の味方なので、強気な発言をして盛り上げたいというトランプ大統領一流のところはあると思います。しかし、断交というのは100%の喧嘩状態になることです。それを一旦示した上で、関税の引き上げをまたやると思いますし、本当は禁じ手だけれども中国が買ったアメリカの国債を償還しない、つまり借金を返さないということもあり得ます。中国は国際裁判に応じないと思いますが、少なくともアメリカは損害賠償請求を必ずします。そのときに、日本はどうするのかということです。

中国「労働節」5連休スタート 故宮博物院、新型コロナ感染拡大歯止めで約3ヵ月ぶりに再開=2020年5月1日 写真提供:産経新聞社

欧米が反中国に向かうなか、習近平国家主席の訪日予定を進めていいのか

青山)トランプ大統領が極端なことをしているのを、日本の外務省は何となく理解している雰囲気を漂わせていますが、よく考えてください。ヨーロッパも中国は損害賠償をしなければいけないという方向に動いています。ヨーロッパで唯一、中国に協力して来たイタリアも、やはり間違いだったのではないかと再考しています。日本だけが寂として声もなく、習近平国家主席の訪日も延期しただけです。そんなことで武漢熱後の世界を、日本がリーダーシップを持って歩むことができるのでしょうか。日本ではいままで語られたことがないけれども、日本国内の中国の資産、あるいは中国が日本の国債をどれほど買っているのか。そういうところまで検証を始めてみるべきだということを、14日に行われた自由民主党の外交部会である正副部会長会議で申し上げました。今後、中国とどうフェアに向き合うべきか。あくまでも独裁に対して向かい合うのであって、中国の人々も私たちと同じ民衆ですから、そこを間違えずに向かい合うことが大事だと思っています。

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