「ソニーグループ」への社名変更が意味する“ソニーの完全復活”

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(5月20日放送)にジャーナリストの佐々木俊尚が出演。ソニーが社名変更するというニュースについて解説した。

グループ経営改革についてインターネット会見で説明する吉田憲一郎ソニー社長=2020年5月19日午後 写真提供:時事通信

ソニーが2021年4月にソニーグループに商号を変更

ソニーは金融事業の上場子会社であるソニーフィナンシャルホールディングスを完全子会社化し、社名を「ソニーグループ」に変更、グループ本社機能に特化した会社にすると発表した。

飯田)このソニーの方針変更は大きいのですか?

佐々木)ソニーの完全復活というか、プラットフォームとして生き延びつつあるということです。いまソニーを率いているのは、1つはイメージセンサー、スマホの部品です。高級スマホに搭載されている質の高いもので、この売上が高い。もう1つはプレイステーションです。最新の売上実績は落ちていますが、それは今年(2020年)の年末にプレイステーション5が発売されると発表されたからだと言われています。

飯田)みんな次世代機を待っているのですね。

佐々木)ソニーの戦略はプレイステーションのハードを売るだけではなく、ソフトウェアのダウンロードを含めた、新しいエコシステムをつくり上げるということです。これがかなり功を奏していて、GAFAがやって来たようなプラットフォーム…広告など、いろいろなプラットフォームがありますが、ゲームに関してはソニーと任天堂です。この2社が世界的なプラットフォームをつくり上げています。このプラットフォーム戦略がうまく行ったので、ソニーはここまで勝っているという状況です。

飯田)いいハードだけをつくれば、みんなが買ってくれるという時代ではないのですね。

佐々木)そこで勝ち残ったのがソニーで、この状態は当分揺るがないのではないでしょうか。

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