企業倒産ラッシュは新しいビジネスのチャンス〜森永卓郎が解説

経済アナリストの森永卓郎が、新型コロナウイルスの感染拡大の経済への影響について解説した。

ニッポン放送 NEWS ONLINE

帝国データバンクが、今年の企業の倒産件数について、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で7年ぶりに1万件を超すとの見通しを明らかにした。倒産の集計には入らない自主的な休廃業などは、2万5千件にのぼる見込みとのこと。

「新型コロナウイルス関連倒産」は170件 5月の累計発生は40件に – 帝国データバンクは、5月20日(水)16時現在判明分の「新型コロナウイルス関連倒産」について集計を行った

5月20日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した森永は「これから倒産する企業はもっと増える」としながら「この状況は100年前とよく似ている」と話した。

『1920年、当時の日本は第一次世界大戦が終わり、好景気に沸いていたんですが、その特需がばたっとなくなり、いまのような大倒産時代が訪れました。銀行で取り付け騒ぎが起こるような、まさに大恐慌という状況でした。

そんな中で、経済は二極化しました。一つは、資金に余裕のある財閥が潰れた企業のマーケットをどんどん吸収して一気に巨大化しました。

ただ、その一方で新しい企業も多く生まれました。たとえば、クリーニング屋さんの白洋舎。それから、江戸むらさきで有名な桃屋、この時は瓶詰のらっきょうでした。それから、スケッチブックで有名なマルマンも創業しました』

1927年(昭和2年)3月23日 当時の取り付け騒ぎ – 毎日新聞社「昭和史第5巻 昭和の幕開く」より(Wikipedia「昭和金融恐慌」より)

『こないだ、1920年ごろの日本の写真をみたんですが、みんな着物を着ているんです。筆で半紙に文字を書いているような文化だったんですが、(この1920年の大倒産時代を機に)日本人のライフスタイルがガラッと変わったんです。

現在、新型コロナウイルス感染拡大防止を受けて言われている“新しい生活様式”。私はたぶん、新しいビジネスのチャンスが来ていると思います。在り方をガラッと変えることが大切かもしれません』

関連記事(外部サイト)