大阪コロナ追跡システムの活用を〜イベント5000人まで緩和

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月7日放送)にジャーナリストの有本香が出演。イベントの開催制限の緩和が実施されることになった「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の初会合について解説した。

大阪府が開発する「スマートくいだおれアプリ」を説明する大阪府の吉村洋文知事=2020年6月2日 写真提供:産経新聞社

新型コロナ対策の分科会が初会合〜10日以降、イベントに5000人まで緩和

専門家会議に代わる、政府の有識者会議「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の初会合が6日に開かれ、7月10日に予定されているイベント開催の制限緩和について、予定通り緩和を実施する考えを示した。

飯田)イベントについて、現在は屋内では収容人員の半分、50%以内。屋外では十分な間隔を取れば1000人までとしていますが、10日以降、5000人まで広げるということです。

有本)プロ野球も来月(8月)から、球場の収容人員の半分という形になって行くのでしょうか?

飯田)10日から5000人を入れて行って、来月からは半分までということです。東京ドームなどは4万5000人くらい入りますから。

有本)イベントの参加者が集まったところで、マスクや消毒ということですが、スタジアムでは、なかなか馴染まないような気がしますね。

飯田)確かにそうです。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

熱中症が怖い

有本)問題は、いまの季節だと、マスクをしましょうというのはいいですが、熱中症が怖いです。

飯田)特に、お子さんなどはマスクよりも熱中症のリスクが高いということも言われています。

有本)そういう意味では、難しい季節でもあります。

飯田)屋内のイベントなら空調が効いているからいいのですが、屋外で、特にデーゲームなど昼の試合となると、かなり暑いです。

【新型コロナウイルス】営業を再開した店舗も目立つ千日前商店街=2020年5月17日午前、大阪市中央区 写真提供:産経新聞社

使いやすい大阪独自のアプリ〜イベント用にアレンジして活用できる

有本)先週大阪に行ったのですが、大阪では政府がつくった接触確認アプリとは違う、お店ごとに大阪独自のアプリのQRコードがあります。それを読み込むと、そのお店で何かが発生したときに通知が来るというものです。非常にシンプルだけれども、使いやすいシステムになっていました。どこのお店もアクリル板が立っているのですが、これは徹底されていました。飲食店に関しては東京よりも徹底しています。食い倒れの街ではないですか。自粛ばかりではいけないということで、対策をしてお客さんに来てもらおうとやっています。1泊2日でしたが、入った飲食店はすべてアクリル板があり、アプリのQRコードが置いてありました。こういうものをうまくアレンジして、イベントの場でも使えるようにできないかなと思いました。

飯田)接触のアプリもそうですし、アクリル板もできないことはないですよね。

有本)半分しか入れないということであれば可能です。その接触アプリも、いままでの接触アプリとは違い、イベントごとにQRコードがあって読み込むとか、スタジアムなど広いところであれば、自分の席も含めてわかるようなもの。これは既存のもののアレンジでもできるのではないかという気がします。

飯田)チケットとの連動にすると、自分がどこに座っていたかまでわかる。

有本)個人情報も取らなくていいわけですから、いいのではないかという気がします。

飯田)感染対策で当初言われていたのは、周りに座っていた人たちを重点的に検査することができるので、飛行機のなかでもどこに座っていたかが大事だということです。

有本)Bluetoothを使った政府のアプリよりシンプルな形で、イベント用に対応できるものを考えてもいいのではないかと思います。やはり興業ですから、お客さんが50%でいいという話ではありません。半分しかお客さんを入れてはいけないということは、採算の面では極めて厳しいと思います。

飯田)おっしゃる通りです。

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