「年齢も性別も公表しない自治体があるが……」コロナの死亡者数データの在り方について辛坊治郎が持論

8月14日は、新型コロナウイルスの感染者の発表が全国で1358人となった。また、大阪府で5人、千葉県、宮崎県、沖縄県、それに兵庫県でそれぞれ1人、合わせて9人の死亡の発表があった。

こうした死亡者数の発表についてキャスターの辛坊治郎氏は、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」のなかで、より詳細な情報の必要性を唱えてきている。

培養されたヒト細胞から放出されているSARS-CoV2ビリオン(黄色)のカラー化SEM写真(2019新型コロナウイルス-Wikipediaより)

亡くなられた方の“プロフィール”は、コロナを知る重要なファクター

辛坊)日本でも数人ずつ毎日亡くなられています。ただ、この数人亡くなられている方はどういうプロフィールなのか、いくつくらいで、どんな持病をもっていてどのくらいの体力があった方なのかということもあわせてみなければ、コロナによって亡くなられたのか、ほかの病気で亡くなられた方がコロナにかかっていたのか、というのが数字だけではわかりません。このあたりを丁寧に行政や我々も伝える必要があります。ですが、データは出てきません。なぜデータが出てこないのかというと指定感染症なのでプライバシーに配慮しなければならないというのが大前提にあるのです。それでも、自治体によれば大阪では少なくとも年齢や性別を公表します。またもう少し具体的にどこに住んでいて、どのような職業であったのかというのを発表する自治体もあります。一方で、ご遺族からの要望ですので、年齢も性別も一切報道しませんという自治体もあります。そうなると何歳の方が亡くなっているのかというのは重要なファクターであるのに、それすらわからないのです。そうなるとデータの読みようがありません。

「感染症予防法に基づいて、感染者の方のプライバシーは最大限守らなければならない」それはわかりますが、年齢を発表することがその感染者の方のプライバシーを侵害することになるのかというと、ならないと思います。現実にいま亡くなられている方の過半数が80歳以上の方で、100歳代の方90歳代の方もいらっしゃる。高齢者なので亡くなってもいいとは言うつもりはありませんが、やはりどういう病気を事前に持っており、いくつくらいの方で、どのくらいの体力を持っていた方が亡くなったのかというのは、国民の知る権利としては必須要件だと思います。

飯田浩司アナウンサー)言わなければ議論にもなりませんよね。

(ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」2020年7月30日放送分より)

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