安倍総理「体調不安説」〜前日から流れていた“慶応病院入り”の情報

安倍総理大臣、慶応大学病院で検査入院に2つの目的か 体調不安説で"ポスト安倍"加速

記事まとめ

  • ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、17日に検診を受けた安倍晋三総理の体調について解説
  • 前日の情報で病院へ行く目的は休養を取るためか、検査のためかどちらかの見方があった
  • 日帰り検査だったため、休養説はなくなり、ポスト安倍の動きが加速しているとも

安倍総理「体調不安説」〜前日から流れていた“慶応病院入り”の情報

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月20日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。17日に日帰り検診を受けた安倍総理の体調について解説した。

休養を終え出邸する安倍晋三首相=2020年8月19日午後、首相官邸 写真提供:産経新聞社

安倍総理が休暇を終え、公務再開

安倍総理)体調管理に万全を期すために先般、一昨日、検査を受けました。これから再び仕事に復帰して、頑張って行きたいと思います。

 

安倍総理大臣は8月19日、3日間の短い夏休みを終え、公務を再開した。政府、与党内から体調をめぐる懸念が相次ぐなか、新型コロナウイルスへの対応や経済の立て直しなどにあたる。

飯田)17日、今後の体調管理に万全を期すために、都内の慶応大学病院におよそ7時間半滞在しました。

鈴木)健康不安説のようなものが、瞬く間に永田町に広まりました。いろいろなことを言われています。この情報は、慶応大学病院に行く前日の夜からありました。

飯田)16日の夜ですね。

鈴木)一部週刊誌でも書かれていますが、「明日(17日)総理が慶応大学病院に行く」という情報が駆けめぐりました。私のところにもその情報は入って来て、驚きました。

慶應義塾大学病院-Wikipediaより

前日の情報では2つあった病院へ行く目的

鈴木)裏付けが取れている情報かどうかは別ですが、そのときには2つの見方がありました。1つは、休暇を2〜3日取りたいのだけれど、別荘などへ県境をまたいで行くわけにはいかない。そうしたなかで、大学病院に検査入院のような形で、2〜3日の休養も兼ねてゆっくりするということで行く。2つ目は、検査をしたい部分があり、そのために病院に行くということです。そのとき、すでに病院は受け入れ体制を取っているということでしたので、大変でした。私は確認が取れなかったのですが、次の日に病院に行きました。しかし、その日のうちに病院から出て来ましたので、2つの読みのうち前者は違っていた。やはり、気になるところがあったので検査をしたのではないか。検査したとすれば、何が理由なのか。その日からいろいろな憶測が出ています。

受診のため東京・信濃町の慶応大病院に入る安倍晋三首相が乗ったとみられる車=2020年8月17日午前、東京都新宿区の慶応大病院 写真提供:産経新聞社

信憑性のある「体調不安説」〜打ち消すにはかなりのアピールが必要

鈴木)確認は取れていませんが、安倍総理が疲れているのは間違いないですよね。最近は歩いている様子が違うということも、テレビで報道されていました。歩いている秒数を面白おかしく計ったというよりは、かなり体調が悪いという情報を掴んで、あのような形で表現したのではないかという気がします。健康不安説は、安倍さんの場合は特に付きまといます。第1次安倍内閣のときには、体調が原因で退陣しました。

飯田)もともと、潰瘍性大腸炎という持病を抱えていらっしゃる。

鈴木)そうです。この秋の政局に大きく影響して来ます。いまは下火になっていますが、解散の話もありました。これもどうなるかはわかりません。そうしたなかで、本当に体調が悪いのであれば、解散が果たしてどうなるのか。そして、ポスト安倍の動きが水面下では加速しています。「もしものことがあったら」ということに現実感が出て来ていますので、ポスト安倍と言われる人や、その周辺の人々が動き出しています。健康不安説を打ち消すには、かなりのアピールが必要です。暫くの間は、このことで揺れるのではないかと思います。

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