「海外製は過剰に期待しない方がよい」新型コロナ ワクチン開発のキーマンが語る最新状況と課題

新型コロナウイルスワクチン開発のキーマンである大阪大学大学院 寄附講座教授 森下竜一氏が8月25日、ニッポン放送のニュースワイド番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』(月〜金曜 朝6時〜)に出演し、ワクチン開発の現状と課題について語った。

ロシア、世界初の新型コロナワクチン承認 撮影地:ロシア モスクワ 撮影:2020年08月06日 AFP PHOTO / Russian Direct Investment Fund / Handout AFP=時事 写真提供:時事通信社

DNAワクチンを開発する大阪大学発のバイオベンチャー『アンジェス』の創業者である森下教授は、『アンジェス』のワクチン開発状況について、「現在、順調に推移している。開発については、大阪市立大学での最初の試験が終了し、解析をしているところ。安全で最適なワクチンの投与方法を探すための2回目の試験もスタートしており、投与する回数や間隔を調査している。10月頃からより大規模な500名規模の試験を行っていく予定」と説明。

国の方針として、海外からワクチンを積極的に輸入していくという報道もあるが、それについては「今回のワクチンは安全性が確実に保証されているものではない。海外製のワクチンを使用して、日本人に特異な副作用や反応が出る可能性も考えなければならない。中国、ロシアではすでに数百人単位の治験が行われているようだが、まだワクチンの効果については時間が経っていないこともあり、不明な点が多い。過剰に期待しない方がよい」と提言。

同番組コメンテーターの長谷川幸洋氏からの、副作用・副反応に関する懸念については「現在、世界では5、6種類のワクチンが実用化に向けて開発されているが、ワクチンごとに特徴があり副作用も変わってくる。高齢者に対する反応検査は難しいが、高齢者こそ接種を積極的にする必要があるので、その点が、開発上の共通の課題になっている」と説明した。

ニッポン放送 『飯田浩司のOK! Cozy up!』(月曜日〜金曜日 6時-8時)

最新のワクチン開発情報は、『どうする!?感染爆発!!日本はワクチン戦略を確立せよ!』(長谷川幸洋・森下竜一共著/ビジネス社・刊 8月26日発売)でも確認できる。

【番組概要】
■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜〜金曜 朝6時〜8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司 (ニッポン放送アナウンサー)
■アシスタント:新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
■番組twitter:@cozy1242
■番組ハッシュタグ:#cozy1242
■番組HP:https://www.1242.com/cozy/

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