「絶対に石破氏を2番手にしたくないという意思が」自民党総裁選“票の出方”を改めて辛坊治郎が検証

「絶対に石破氏を2番手にしたくないという意思が」自民党総裁選“票の出方”を改めて辛坊治郎が検証

辛坊氏が自民党総裁選を検証

キャスターの辛坊治郎氏が9月17日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自民党総裁選における票の動きについて改めて分析・解説した。

2017年撮影(石破茂-Wikipediaより)

辛坊)今朝(9月17日)の番組(ニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!』)に、石破さんお出になったらしいですね。どんな雰囲気でした。

飯田浩司アナウンサー)ちょっと吹っ切れたような感じでした。(総裁選が)終わった直後はかなり打ちひしがれていたというのを聞いていたのです。そのイメージがあったのですが、声の感じは明るいかなというような形はありました。

辛坊)どうなのかしら、次はありますかね。

飯田)本人ははぐらかすように言っていましたが明確に否定はしなかったので、私はあるのではないかなと思っています。

辛坊)しかしなぜ石破さんはこんなに嫌われるのでしょうね。明らかに今回の票の出方からすると嫌われてますよね。今回の票の出方からすると最後は岸田さんが伸びたのでなく、「絶対石破を2番手にしたくない」と、「コテンパンにやっつける」という意思が働いた。本来ならば菅に上乗せしようかという票……菅さんに上乗せする20票と岸田さんに上乗せする20票では全く(意味合いが)違うわけだから、自分の1票を有効に使おうと思った人たちが最後の土壇場にきて岸田という名前を書き込んだ、という可能性は極めて高いというか、まさにそういうことでしょうね。

自民党総裁選の投票結果=2020年9月14日午後、東京都港区 写真提供:産経新聞社

飯田)総裁選のときに私もプレスルームで取材していたのですけれども、「岸田文雄さん、89票」といったときに「おお」という感じの(反応が起きて)、頭のなかで計算して、「25~30票くらいどこかから回しているぞ」と皆思ったという。

辛坊)そうですよね。最初に地方票が出て、岸田さんの地方票が10票。岸田さんの(国会議員の)基礎票って、どうマックスで考えても自分の派閥で47、たとえ仮に10人動かしたとして57だから、地方票と合わせて67、このあたりがマックス。それが89までいったということは、岸田さんが好きとか岸田さんの政策に反応してとかでなく、相当な“戦略”ですよね。岸田さんが好きなのではなく石破さんが嫌いな人たちが乗っかった感じですよね。

飯田)あと「岸田派宏池会」というのがこのままであることに意義がある人たちもいたらしいと。大負けしてしまうと、トップどうするみたいな。

辛坊)そうですよ。今回岸田さんが2番手でなく3番手だった場合、岸田派のトップの首を据え変えられてしまって、もう岸田さんというカードが次になくなってしまう可能性があった。逆に言うと菅さんが一体いつまでもつのかわからないけれど、次のカードとして岸田さんは温存しておきたいと思った人たちがいるということですよね。だからぶっちぎりの菅さんよりも2番手争いの方が今回すごくおもしろかったですよね。人間模様が。

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