東京の新規感染者196人〜コロナワクチン『全員無料』方針報道に「これは『無料』じゃない」辛坊治郎が異論

東京都は10月2日、新たに新型コロナウイルスの感染者が196人報告されたと発表した。

こうしたなか、キャスターの辛坊治郎は10月1日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演し、政府が新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受ける国民の費用を無料にする方針を固めたことについてコメントした。

Corona vaccine is being tested. Themed picture, symbolic photo: Corona vaccine. SVEN SIMON/DPA/共同通信イメージズ 写真提供:共同通信社

国内外で開発中の新型コロナウイルスのワクチン、政府は接種した人に費用負担を求めず、全員無料という方針を固めたことが分かった。

辛坊) ニュース用語でいうと非常に不満なことがあります。いま当たり前のようにニュース原稿が読まれましたけども、「新型コロナウイルスのワクチン、政府は接種した人に費用負担を求めず、全員無料という方針を固めたことが分かりました」……これ、かなり丁寧な原稿です。つまり、「接種した人に費用負担を求めず」という本質がちゃんと書かれてる。ただ、これも厳密にいえば正しくはないんですけど。

で、ニュースによっては「全員無料」「全員無料」って、今日(1日)朝から言いまくるわけですよ。「無料」じゃないんですよ、これ。正確にいうなら「公費負担」か、もっというなら「税金負担」ですよ。だいたい日本のいまの年間予算100兆円くらいじゃないですか。そのうち税収で賄われているのが半分ちょっとくらいで、残りは国債で借金してますから。だから全額税金かどうかっていうと、予算上は、半分「税金」であとはとりえず「借金」なんだけど、将来的にいまの国際法の枠組みからいうと、「借金」して発行した国債は、将来税金で回収して支払わなければいけないという建て付けになっていますから。結局どこまでいったって税金負担なんですが、

これ「無料」じゃなくて、「税金負担」なんですよ。だから新型コロナウイルスのワクチンに関していうと、「政府は『税金負担で接種します」というのが正しい日本語で、「無料」ではないだろうと。すごく勘違いさせますよね、これ。

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