コロナ禍でも若者の性感染症減らず……「PCR検査だけでなくこうした検査もきちんと」辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎氏が11月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。コロナ禍のなかで若者の性感染症が減っていないという事象について取り上げた新聞記事を取り上げ、持論を述べた。

辛坊)夕刊フジ、今日(11月12日)の9面の私が注目している記事で、月曜から金曜まで連載されている……

『追跡 コロナ第3波と「性の変化」』

〜『夕刊フジ』2020年11月12日記事 より

辛坊)……というシリーズなんですけれども、非常に注目すべきデータがいろいろ出てるんですね。

国立国際医療研究センターの調査では50代、60代では、6月5日以降の重症者数の死亡割合は10.9%だったのが、6月6日以降は1.4%に。70歳以上では31.2%から20.8%に低下。40代以下では6月6日以降に入院して亡くなった人は、この調査では1人もいなかった。

〜『夕刊フジ』2020年11月12日記事 より

辛坊)分かることは、40歳未満で基礎疾患がない人はこの病気は自分がうつらないという観点からすると、そこまで恐れるべき病気ではない。しかし70歳以上は、低下したとはいえ死亡割合が20%を超えています。なので、70歳以上の高齢者にうつすと命に関わるので、このような人たちに感染させないためにどうするのか、という方向に社会全体は舵を切っていった方がいいだろうと思うのですが、

こうした中、若者はつい“安心モード”となり、性感染症も減っていないことが取材で見えてきた。

〜『夕刊フジ』2020年11月12日記事 より

かつては「エイズ=死の病」というイメージがあり、握手で感染するといった誤解が広まり、まさに今の新型コロナウイルスと同様で、間違った情報が氾濫していた。

〜『夕刊フジ』2020年11月12日記事 より

辛坊)この文脈でいうと、薬によって(エイズは)いまは高血圧と同じ慢性疾患であると考えられている。だから検査してほしい、という話なのですが。コロナの影響は性感染症にはあったのか、という話については、エイズ治療・研究開発センター(ACC)長の岡慎一という方がこう言っています。

「4月、5月の自粛期間中は来院者数減少。検査数は前年比の23%でした。緊急事態宣言解除により、6月からは患者さんが戻ってきました。SH(Sexual Health)外来では、来院者の5〜25%が何らかの性感染症で要治療になります。HIV感染は検査すれば年間で200人前後の陽性者は出ており、全体の総数は前年と変わっていません」

〜『夕刊フジ』2020年11月12日記事 より

辛坊)ということで、この文章のいちばん最後の締めくくりで、

コロナで一時中止していた保健所の無料検査は再開しているので、無症状でも心当たりがある場合には足を運んでほしい。

〜『夕刊フジ』2020年11月12日記事 より

辛坊)コロナの状況に関わらず、性感染症……ここにはクラミジア、淋菌、梅毒、HIVとグラフが出ているのですが、4月辺りにぐっと数字が下がっています。

飯田)来院者が減ったということですね。

辛坊)はい。その後、いずれも増えてきています。だから油断をせずにそのあたりの検査も。コロナのPCR検査だけではなく、やるべき検査はきちんとやらなければいけない。そのあたりがこのグラフを見ているとよく分かります。

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