「さもないと中国が決める経済圏になってしまう」……日本とオーストラリアが連携強化する背景を辛坊治郎が解説

キャスターの辛坊治郎が11月18日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。11月17日に行われた菅総理とオーストラリアのモリソン首相との会談にある背景について解説した。

中国が中心になって決める経済圏になるおそれ

菅総理大臣は11月17日、オーストラリアのモリソン首相と会談を行った。このなかでモリソン首相は、オーストラリアは日本と志を同じくするインド太平洋の2つの国だと述べ、海洋進出を強める中国を念頭に、防衛協力の強化を確認した。

辛坊)これはRCEPの問題と非常に関係していきます。日本はもともとTPPを、アメリカを核とした自由貿易圏として考えていたのですが、TPPからアメリカが離脱してしまった。そこで急浮上したのが、中国を核とするRCEPという貿易の枠組みです。そのこと自体は悪くはないとは言いながら、しかしRCEPの加盟メンバーを見ると、大きな国で入っているのは日本とオーストラリアくらいです。ここで日本とオーストリアの関係を深めておかないと、今後は中国中心の経済圏になって東アジア、オセアニアを中国が全部中心になって決める、というようなおそれもあり、日本とオーストラリの連携を強めたいという思惑が両国にはあります。

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