75歳以上医療費引き上げ〜「所得と資産」をセットで見て判断するべき

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月11日放送)に国民民主党代表、衆議院議員の玉木雄一郎が出演。75歳以上の医療費引き上げについて解説した。

?ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

75歳以上の医療費を引き上げ

75歳以上の医療費窓口負担を2割に引き上げる制度改革をめぐり、2割負担の所得基準について、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は12月9日、単身世帯の年収「200万円以上」とする方向で大筋合意した。

飯田)75歳以上の医療費の引き上げについてです。政府与党は年収200万円以上で合意ということです。これはいかがでしょうか?

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

所得と資産をセットで見て負担能力を判断するべき

玉木)いろいろな意味で残念な結果だと思っております。2割負担を一部入れて行かなくてはいけないのは、私も賛同するのですが、まず資産もきちんと見ないと、本当の意味での負担能力はわからないのですよ。毎月、毎年入って来るフローの所得と、持っている金融資産を始めとした資産と、これをセットで見て、「この人には、現役並みに負担能力があるのかないのか」、これをきちんと把握する仕組みをつくらなくてはいけない。その意味では、マイナンバーをもっと生かして、資産所得を把握する仕組みをつくった上で、こういうことをやるべきだったと思います。そうでないと、「足して2で割る」というようなことになって、ほとんど哲学が感じられないと思います。

飯田)なるほど。

新型コロナ関連、公園で散歩する高齢者=2020年3月17日、大阪市東住吉区 写真提供:産経新聞社

健保組合の拠出金の半分は後期高齢者の医療に使われている現実もある

玉木)また、高齢者の方にあえて申し上げると、ある程度、負担能力のある方には負担をしていただかないとならない。その分、負担が現役世代に行っているのですよ。いま健保組合のお金の半分くらいは、後期高齢者の医療を支える拠出金に使われて、実際に入っている現役世代の怪我や病気に使われている給付より、そちらの方が多くなっているのです。この辺りはうまく分かち合って行くということを政府も正直に語って、「負担能力のある方には、ぜひご負担いただきたい」と言うべきです。

関連記事(外部サイト)