札幌・旭川などクラスターの医療“指揮官”が語る現状「まだまだ大変な状況」

札幌や旭川など新型コロナウイルスの感染者の集団=「クラスター」が発生している現場で治療の指揮や援助にあたっている、国の災害派遣医療チーム「DMAT」の近藤久禎(こんどう・ひさよし)事務局次長が、12月17日のニッポン放送「飯田浩司の OK! Cozy up!」に出演。現地の様子、クラスターへの対応について説明した。

新型コロナ 身近な医療、崩壊の危機  北海道旭川市の旭川厚生病院=2020年12月7日 写真提供:共同通信社

近藤事務局次長は「現在取り掛かっているのは札幌市内で起きたクラスターの現場の状況を一手に集めて、市内の保健所の医療従事者や、感染の専門医と手分けをして、どの施設を優先的に支援していくなどの調整を図っている。現在の医療体制の現状について、札幌は11月の中旬くらいにクラスターが発生し、その後も100人規模のクラスターが各所で発生したほか、旭川でも全国トップクラスのクラスターが発生。現在は旭川の大きな病院のクラスターは出口が見え、札幌も一時期に比べると感染者自体は減少しており、一定の山場は超えたと判断しているが、実際の災害時はやはりまだまだ大変な状況が続いていく」と語った。

また、「飛び交う情報が多くなり、平時の医療体制ではできなくなるので、まず災害時の医療体制をしっかりし、各医療機関が連携できる体制を確立することに務め、そこから被害がありそうな医療機関を訪問し、正確な情報を分析して、どこが困っているか明快にしていくことが肝要」と話した。

その動きの具体例としては、メインは災害時のライフラインで、電気や水をどこから供給するかといった判断。また、病院が避難をしなければいけない場合は避難をし、患者が溢れていれば搬送の手伝いを行う。そして診療の手が足りなければ、診療の手伝いをするなど、その支援体制は多岐にわたる 。

【番組概要】
■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜〜金曜 朝6時〜8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司(ニッポン放送アナウンサー)
■アシスタント:新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
■番組twitter:@cozy1242
■番組ハッシュタグ:#cozy1242
■番組HP:https://www.1242.com/cozy/

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