有本香〜シンポジウム「アジアの価値観と民主主義」における菅総理のスピーチへの疑問

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月22日放送)にジャーナリストの有本香が出演。12月21日に行われたシンポジウムでの菅総理の発言について持論を述べた。

2020年12月21日、挨拶する菅総理〜出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202012/21asia.html)

菅総理が東京オリンピック・パラリンピック開催へ決意表明

菅総理は、12月21日に開かれたシンポジウムで東京オリンピック・パラリンピックに触れ、「多様性を認め、誰もが能力を発揮し、活躍できる場であるべきだ」と述べ、「人類がウイルスに打ち勝った証として東京にて開催する決意だ」と強調した。

飯田)「新型コロナウイルスに打ち勝った証として」というのは前々からおっしゃっているところですけれども、いろいろなことをスピーチでは言ったようです。

有本)失礼ながらですが、総理がおっしゃった「アジア各国で民主主義が定着して来たのは、古来仏教の慈悲やイスラム教の寛容など多様な価値観を受け入れる土壌があるからだ」と、ここは私には理解できません。こうした対外的なスピーチに関して、スピーチライティングのスタッフを強化されたほうがよろしいのではないかと思います。

飯田)このシンポジウムは、いろいろなことをアピールする機会でもありました。

有本)対外的にね。ですから、そこで「日本の総理がどういう価値観を世界に発信するのか」というのは極めて重要なことです。日本はどういう国でどちらに向かっていて、「このように世界と手を携えて行くよ、世界をこのように理解しているよ」というような見識を発信する大切な場です。しかし、このメッセージは、私にはまったく意味がわかりませんでした。私の理解力が不足しているのかも知れませんが、誰が聞いてもわかるメッセージを発信していただけたらと思います。

関連記事(外部サイト)