橋下徹、森喜朗会長後任選びの“きれいごと”に苦言「“クリーン”な人では、いまこのポジションはできない」

元・大阪府知事で元・大阪市長の橋下徹氏が2月15日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。混迷を極める東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任選びについて、持論を述べた。

橋下徹

辛坊)夕刊フジの1面、やはり刺激的な見出しですね。

『小谷急浮上 聖子地雷 ハレンチ過去 2面』

〜『夕刊フジ』2021年2月15日発行(1面) より

辛坊)2面を見ますとね、これもう既に土曜日あたりに一部の新聞が川渕さんがだめなら次はオリンピック担当大臣の橋本聖子さんじゃないのというような話がありました。ところが15日の夕刊フジの2面なのですが……

『橋本聖子五輪相に3つの“不安材料”』

〜『夕刊フジ』2021年2月15日発行(2面) より

辛坊)ちょっと読んでみますか。

「第1の問題は、政府が新型コロナウイルス対策で5人以上の会食自粛をよびかけていた昨年12月にこれをあっさり破ったことだ」

〜『夕刊フジ』2021年2月15日発行(2面) より

辛坊)……と。そんなことがあったんだって話ですね。

「2つ目はセクハラ問題だ。2014年ソチ五輪当時、日本スケート連盟会長だった橋本氏が、フィギュアスケート男子の高橋大輔にキスを強要したと『週刊文春』に報じられた。結局は不問に付されたが、関係者からも一大ブーイングが起きた」

〜『夕刊フジ』2021年2月15日発行(2面) より

辛坊)そういえばあったなあ。

「3つ目は95年政界進出時に橋本氏を“口説いた”のが森氏だったことだ。国会議員とスポーツ選手の“二刀流”を貫き翌96年アトランタ五輪に出場したが『片手間で議員が務まるのか』と大バッシングを受けた。これを全面的に擁護したのも森氏で、自らの派閥に置いて政治家としてのイロハも伝授した。森氏のバトンを受ける形になれば森氏の“院政”との指摘受けることになる。

さらに、国務大臣は公益法人の役職の兼職が禁じられており、会長に就任するには五輪相を退く必要がある。多忙な後任会長に就任するのであれば、参院議員も辞職するべきであるとの声もある。もし、会長として無報酬だった森氏に倣うことになると、橋本氏の実質の実入りは激減。余計なお世話かもしれないが、6人の子供を抱えているだけに、家計のやりくりも厳しくなるだろう」

〜『夕刊フジ』2021年2月15日発行(2面) より

橋下)こうやってどんどん要求が高まって、どんな人選求めているのですかと、この日本の国は。そんな、クリーンで「お金もなくていいですよ」なんて人いませんよ。こんなポジションをやるのに。

そうやってクリーンなことばかり言い出していたらこれ動かないですからね。いま僕コメンテーターやっていて、(ほかの)コメンテーターできれいごとばかり言う人を見ていますけれど、そういうメンバーって組織を動かす力ないですもん。

だから、学級委員みたいな人を入れるのか、組織を動かすためにはアクが強くてもとりあえず強引に進める人なのか、どっちを選ぶのかと。いま緊急事態なのだから。7月にオリンピックやって終わったら組織委員会解散なのですから、そっち(後者)を取るべきだと思うのだけれどね。いまの世論は違うなあ。きれいごとばっかり言っちゃって。

辛坊治郎、橋下徹

増山さやかアナウンサー)世界にそれが発信されちゃうというのも気がかりの1つなのでしょうね。

橋下)でも発信がどうであれ、オリンピックやるかどうかが問題だと思うのだけれどね。発信は小池さんの方で十分やってくれればいいと思います。

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