橋本聖子氏、新会長就任〜森氏辞任騒動から「日本が学ぶべきこと」

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(2月18日放送)に内閣官房参与で外交評論家の宮家邦彦が出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の後任会長を選ぶ候補者検討委員会が後任候補として橋本聖子五輪相に就任を要請(※この日夕方、正式就任)したというニュースについて解説した。

職員に向かって就任のあいさつをする橋本聖子五輪相=2019年9月12日午前、東京・永田町 写真提供:産経新聞社

東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長〜橋本聖子五輪担当大臣が就任

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の後任会長を選ぶ候補者検討委員会は、後任候補として橋本聖子五輪相に就任を要請、橋本五輪相はこれを受諾し、正式に就任した。

飯田)機関決定される前に新聞事例のようなものがたくさん出ています。

宮家)日本のメディアは自由に取材ができますし、ある程度情報が漏れてしまうのは、統制社会ではないですから仕方がないですね。結論がいい悪いということは私には言えませんが、決して悪いオプションではないと思います。今回の舌禍事件があったから、森さんに代わって緊急避難的に彼女が選ばれるのだとしたら、それは彼女に対して失礼だと思います。むしろこのようなときにこそ、やり方をすべて変えるべきではないかと思います。

東京五輪・パラリンピック開催に向け、笑顔でガッツポーズする(左から)萩生田光一文部科学相、組織委・森喜朗会長(元首相)、橋本聖子五輪担当相=2020年9月17日 東京都中央区の東京2020組織委員会晴海トリトンスクエアオフィス 写真提供:産経新聞社

今回の候補者検討委員会での決定方法をスタンダードにするべき

宮家)男性4人、女性4人の8人で、透明性のある形のなかで物事を決めて行く。これをこれからのスタンダードにしましょうよ。これが常態化すればいいのです。これを例外的な緊急避難だとしてしまった途端に、また元の状態に戻ってしまうことになります。せっかくいまこのような流れになっているので、この決め方を定着させたいですよね。

飯田)これだけ大騒ぎをして来たのです。そこから何も生み出せなかったら、もったいないことになりますよね。

宮家)何のためにこれだけ議論をして来ているのか。ただ単に緊急避難的に会長の後任を決めるのではなくて、日本社会のあり方を変えるいい機会ではないかと思います。

飯田)日本には、男性にも女性にもいい人材がいるということですよね。

宮家)育てれば、もっとたくさん出て来ますよ。

飯田)示さなければいけませんよね。世界に示すいい機会だと思います。

宮家)そうですね。

 

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