大混乱!東京都議会が空転 築地再開発を巡り対立

大混乱!東京都議会が空転 築地再開発を巡り対立

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 今年最初の東京都議会が2月20日から始まりました。旧築地市場の跡地再開発に関する議事運営について会派間で激しく対立していて、本会議は当初予定していた午後1時には始められず、大きく遅れた午後4時45分ごろにようやく開会しました。しかしわずか1分ほど議会日程を決めた後、再び休憩に入りました。

 前日から都議会では、都民ファーストの会や公明党と、自民党や共産党などが議会運営を巡り激しく対立しています。

 19日の深夜11時55分すぎ、都の予算を議論する財政委員会で、本来出席するはずの議員が集まらない中、大松成委員長(公明)が閉会を決定し、その10分後に再び開会すると宣言しました。直前には音喜多駿都議(維新・あたらしい・無所属の会)らが「おかしいですよ、委員長。おかしいと思わないんですか。何の大義もないですよ」と反対する中、大松氏らは委員会室に入り、宣言に至りました。しかし結局、委員会は開かれませんでした。

 築地市場跡地の予算を巡る小池知事の方針について会派の対立が深まり、都議会が空転しているのです。

 そして迎えた20日の都議会本会議場は、本来であれば議席が埋め尽くされているはずが誰もいない状態で、午後1時を過ぎても時間通りに本会議が始まらないという極めて異例な事態となりました。都議会自民党の山崎一輝政調会長は「われわれは都議会議員として責務を全うしたい。ですから、とにかく正常な状態に戻してほしい」とコメントしました。

 本会議を傍聴に来た人からは「議会は開会しないと議員の職責は果たせない。議会そのものを開会しないと都民の期待にも応えられない」「きちんと時間通りにやってもらいたい。都民は開かれるつもりで傍聴に来ている。五輪も控え、大事な予算編成。私は介護などでなかなか時間が取れなくて、ようやくきょう初めて来られたのに」などと不満の声が聞かれました。

 こうした中、小池知事は午後4時すぎ、大阪府の松井知事らと面会しました。もともとこの会談は45分間予定されていましたが、急きょ20分間ほどに短縮されました。

 その25分後の午後4時45分ごろ、小池知事の姿は都議会本会議場にありました。午後1時の開会を予定していた本会議は、4時間近く遅れてようやく始まりました。しかし、そのわずか1分後、尾崎大介議長は「議事の都合により、暫時休憩します」と宣言し、再び休憩に入っただけでした。