豊洲市場、開場から半年…課題は「安全面」

豊洲市場、開場から半年…課題は「安全面」

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 東京都の豊洲市場が開場してから4月11日で半年を迎えました。市場には活気やにぎわいが生まれ始めていますが、その一方で、安全面への懸念が浮き彫りになってきました。

 開場後初めてとなった1月の初競りでは、青森県大間産のクロマグロに3億円以上の史上最高額が付き、華やかな1年の幕開けとなりました。また、今年から毎週末には、新鮮な魚介や野菜を楽しめる「マルシェ」が開かれ、これまでに9万人が訪れるなど、市場に人が集まり出しています。

 こうした中、4月8日の未明、ターレと呼ばれる小型運搬車を運転していた市場関係者の男性が、市場内のエレベーターの扉に頭を挟まれて死亡しました。ターレを巡る死亡事故は、この半年間で2件となり、東京都は市場関係者に対して、時速8キロの速度制限を順守することなど、ルールの徹底を呼び掛けています。しかし、業者からは速度制限を守るのは難しいという声も上がっています。

 東京都は今後、市場の使い勝手向上を含め、再発防止に向けた協議を業者側と続け、「安全・安心な中核市場」として整備していく考えです。