渡辺復興相「輸入規制撤廃へ働きかける」 WTO「敗訴」受け決意

 渡辺博道復興相は12日、東京電力福島第1原子力発電所事故による風評被害対策関連の会合に出席し、世界貿易機関(WTO)の上級委員会が韓国による福島など8県産の水産物輸入禁止措置を不当とした「1審」の紛争処理小委員会(パネル)の判断を破棄したことに関して引き続き風評被害を払拭するよう取り組む決意を示した。

 渡辺氏は「諸外国・地域の輸入規制の撤廃に向け、首脳・閣僚等ハイレベルのみならず、草の根からの働きかけを行う」と述べた。また、6月に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議について「広く世界に正確な情報発信を行う好機だ」と語り、風評被害の払拭に一層努める意向を示した。