米が辺野古の軍民共用化提案 自衛隊との共同使用も

米が辺野古の軍民共用化提案 自衛隊との共同使用も

埋め立て予定地の沖縄県名護市の辺野古沿岸部=2月13日、沖縄県名護市(矢島康弘撮影)

 在沖縄米軍トップだったニコルソン前四軍調整官が在任中、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸に建設中の滑走路について、将来的に軍民共用とすることを提案していたことが7日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。自衛隊と米軍の恒常的なキャンプ・シュワブ共同使用も促したという。

 ニコルソン氏は昨年8月まで米第3海兵遠征軍(3MEF)司令官を務め、四軍調整官も兼務していた。

 ただ、キャンプ・シュワブの恒常的共同使用に関しては、日本政府側が「時期尚早だ」などとして難色を示した。

 政府が辺野古で建設する滑走路はV字形の2本で、オーバーランも含めて1800メートル。小型旅客機の離着陸は可能だが、大型機だと「最低でも2400メートルに延伸しなければならない」(政府関係者)ため、埋め立て規模は大きくなる。

 設計変更のためには沖縄県知事の承認が必要になり、環境影響評価(アセスメント)もやり直さなければならない。辺野古移設に反対する玉城デニー知事が承認する可能性は極めて低い。

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