“バンクシー”絵画展に3万5千人 常設望む声も 都庁

バンクシー作品とみられる絵画の展示に3万5千人の見学者 常設展示を望む声も

記事まとめ

  • 東京都庁で行われたバンクシーの作品とみられる絵画の一般公開が、8日に終了した
  • 見学者数が計約3万5千人の大人気ぶり、鑑賞者からは「常設展示を」と望む声も
  • 絵の真贋について都は専門家の意見から「(本物の)確度は高い」との見方を示していた

“バンクシー”絵画展に3万5千人 常設望む声も 都庁

“バンクシー”絵画展に3万5千人 常設望む声も 都庁

都庁内で一般公開された「バンクシー作品らしきネズミの絵」=4月25日午前、東京都新宿区・都庁(納冨康撮影)

 英国の覆面アーティスト、バンクシーの作品とみられる絵画の東京都庁第1本庁舎(東京都新宿区)での一般公開が8日終了し、見学者数が計約3万5千人だったことが都への取材で分かった。連日行列をなす大人気ぶり、鑑賞者からは「常設展示を」と望む声も出た。都によると、今後の公開は未定という。

 一般公開は4月25日から開催。大型連休中だったこともあり、本庁舎2階の臨時スペースには大勢の人が訪れた。絵は、アクリル板で保護され、そばには警備員を配置。最終日のこの日も、外国人観光客やカップルなどで行列ができ、訪れた人はスマートフォンで撮影したり、いろいろな方向から作品を眺めたりするなどして楽しんでいた。

 神奈川県から訪れた森栄子さん(52)は「テレビで見ただけでは分からない細かい部分もじっくり鑑賞することができてよかった。バンクシーの作品の常設展示などがあればまた見に来たい」と笑顔を見せた。絵は今後、都が保管する方針。

 絵は、東京臨海新交通臨海線「ゆりかもめ」の日の出駅(港区)近くにある都所有の防潮扉で見つかった。縦1メートル、横50センチほどの余白に、傘を差して空を見上げるようなポーズを取ったネズミが描かれている。

 絵の真贋(しんがん)をめぐっては、都は複数の専門家の意見などから、「(本物の)確度は高いのではないか」との見方を示している。

 バンクシーの作品は世界的に人気が高く、昨年10月には「風船と少女」が、ロンドンで行われた競売にかけられ、約1億5500万円で落札されたことが話題になった。

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