菅官房長官が米国へ出発 ペンス副大統領ら政府要人と会談へ

菅官房長官が米国へ出発 ペンス副大統領ら政府要人と会談へ

安倍晋三首相と話す菅義偉官房長官(右)=国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は9日午前、米ワシントンに向けて民間機で成田空港を出発した。滞在中にペンス副大統領やポンペオ国務長官ら米政府要人と会談し、日本人拉致問題を含む対北朝鮮政策や沖縄の米軍基地負担軽減をめぐり、連携強化を図る。危機管理を担う官房長官の外国訪問は異例で、12日に帰国する。

 菅氏は現地時間の9日午後(日本時間10日午前)にワシントンでポンペオ氏、シャナハン国防長官代行と個別に会談。10日午前(同11日午前)にペンス氏と会談する。

 対北朝鮮政策では拉致問題のほか、飛翔(ひしょう)体発射を受けて核・ミサイル問題を議論する。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古移設についても意見を交わす見通しだ。

 米政府要人が相次ぎ会談するのは珍しく、安倍晋三政権で存在感が高まっている菅氏との関係を重視しているとみられる。

 10日はペンス氏との会談後にニューヨークへ移動し、国連本部で開かれる拉致問題に関するシンポジウムで講演する。国際社会に対し、解決に向けた協力を訴える。米国の金融業界関係者とも意見交換する。

 菅氏の海外出張は平成27年10月に在沖縄米海兵隊の移転先の米領グアムを訪れて以来となる。拉致問題担当相を兼務する今回は拉致問題のシンポに合わせた。

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