【参院選2019】立候補予定者と選挙区情勢(5)愛知、静岡、岐阜、三重

■減税・維新、女性アナ擁立 愛知

 

◆愛知 改選4(1増)

 改選数が3から4に増えた。再選を狙う自民酒井は地方議員や業界団体の後押しを受けて票固めを進める。公明の新人安江は統一地方選で自民候補の応援演説に立つなどして知名度アップに努め、自公で2議席確保を目指す。

 野党は4選を目指す国民大塚に加え、立民の新人田島も名乗りを上げた。連合愛知は「旧民進で2議席」を目標とし、推薦を受ける大塚と田島が労組票を分配できるかが課題だ。新人の須山を擁立する共産は県議選で議席を失い、組織の立て直しを急ぐ。6年前に旧みんなで当選した無所属現職の薬師寺道代は立候補せず、自民から次期衆院選にくら替え出馬すると表明した。名古屋市長の河村たかし率いる政治団体「減税日本」は統一地方選で協力した維新と連携し、新人岬を立てて戦う。政治団体「労働者党」は古川を擁立する。

 酒井 庸行 67 元内閣政務官 自(細)現

 安江 伸夫 31 弁護士    公 新 【自】

 田島麻衣子 42 元国連職員  立 新

 大塚 耕平 59 党代表代行  国 現

 須山 初美 40 党県常任委員 共 新

 岬  麻紀 50 アナウンサー 諸 新

 古川  均 65 物流会社員  諸 新

          ◇

■立・国が競合、旧民主系分裂へ 静岡 

 ◆静岡 改選2

 長年、自民と旧民主系が1議席ずつ分け合ってきた構図が崩れ、混戦模様になってきた。自民牧野と国民榛葉の両現職と共産の新人鈴木は1年以上前に出馬を表明していた。ところが立民が統一地方選で県議会初議席を得た勢いに乗り、5月末に知名度のある徳川を擁立、旧民主系は分裂選挙となった。支持層が重なる榛葉の焦りは強く、組織の引き締めに余念がない。

 牧野 京夫 60 国交副大臣  自(竹)現

 徳川 家広 54 評論家    立 新

 榛葉賀津也 52 党参院幹事長 国 現

 鈴木 千佳 48 党県常任委員 共 新

           ◇

 ◆岐阜 改選1

 再選を目指す自民大野は組織力を生かして支持固めを着々と進める。野党は市民団体の仲介で立民の新人梅村に一本化し、共産は候補を取り下げた。しかし、統一地方選で労組の組織力低下が指摘され、野党共闘に影を落としている。

 大野 泰正 60 元国交政務官 自(細)現 【公】

 梅村 慎一 48 司法書士   立 新

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 ◆三重 改選1

 再選を目指す自民吉川は子育て支援策で女性の支持拡大を図る。野党は、元民進代表の岡田克也らによる地域政党「三重民主連合」が擁立する新人芳野で一本化し、3年前の議席獲得の再現を狙う。立民と国民が推薦を決め、共産も新人を取り下げ支援する。(敬称略)

 吉川 有美 45 経産委理事 自 現 【公】

 芳野 正英 44 元県議   無 新 【立】【国】

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■名鑑の見方

 ◇立候補予定者 8日現在。党本部・支部の公認や内定などを基準に、参院の勢力順に並べた。順に氏名(敬称略)、年齢、代表的な肩書、党派略称、派閥略称(自民現職のみ)、現元新別、推薦・支持政党。氏名は本名の漢字書き。芸名などが広く通用している場合は通称名を使用。

 ◇党派の略称 自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、国=国民民主党、共=共産党、諸=諸派、無=無所属

 ◇自民党派閥の略称 (細)=細田派、(竹)=竹下派

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