【参院選2019】立候補予定者と選挙区情勢(7)鳥取・島根、岡山、広島、山口、徳島・高知、香川、愛媛

 ◆鳥取・島根 改選1(合区)

 合区となり、自民は鳥取選出の現職舞立を擁立する。島根への浸透が課題だが、知事選で保守分裂となった島根県連内のしこりはなお残る。共産は擁立していた別の新人を元衆院議員の中林に差し替えた。中林は野党統一候補として無所属で戦う。

 舞立 昇治 43 内閣政務官 自(破)現 【公】

 中林 佳子 73 元衆院議員 無   新 【共】

 ◆岡山 改選1

 自民の現職石井は4期16年に及ぶ知事時代の実績をPR。4月の県議選で保守系候補を応援するなど支持固めを進めてきた。野党は立民の新人原田で臨み、共産は新人の擁立を取り下げた。原田は出遅れによる知名度不足が課題だ。

 石井 正弘 73 元知事    自(細)現 【公】

 原田 謙介 33 元NPO代表 立   新

 ■改選2議席 独占狙う自民 広島

 ◆広島 改選2

 自民は、改選2議席の独占を狙う。6選を目指すベテラン溝手は着々と組織を固める。21年ぶりに2人目の候補となる新人河井は夫が衆院議員の河井克行。党本部主導で3月に出馬を決めたが、県連とは違和感が残る。国民現職の森本は公認から無所属に切り替え、立民の推薦を得た。共産は新人高見を擁立、政治団体「労働者党」の新人泉も出馬準備を進める。

 溝手 顕正 76 元防災相   自(岸)現

 河井 案里 45 元県議    自   新

 高見 篤己 67 党県常任委員 共   新

 泉  安政 66 元NHK職員 諸   新

 森本 真治 46 国民県代表  無   現 【立】【国】

 ◆山口 改選1

 5選を目指す自民林は、盤石な支持基盤をさらに固めている。野党は、平成29年の衆院選で山口1区に立候補した国民の新人大内に一本化した。幸福は新人河井で臨む。

 林  芳正 58 前文部科学相 自(岸)現 【公】

 大内 一也 45 元鎌ケ谷市議 国   新

 河井美和子 56 党県支部長  幸   新

 ◆徳島・高知 改選1(合区)

 自民は高知選挙区だった現職高野で臨む。高野は連携に不安が残る徳島へ精力的に入り、浸透を図る。野党は、共産が擁立した新人松本への一本化で合意。松本は無所属で出馬するが、共闘のあり方をめぐり各党間で温度差も。

 高野光二郎 44 農水政務官  自(麻)現 【公】

 松本 顕治 35 共産高知役員 無   新

 ◆香川 改選1

 再選を目指す自民の現職三宅は組織を引き締めつつ、自民支持層以外への浸透も図っている。

 野党は候補者一本化が実現し、会社経営の新人尾田を擁立。共産も新人候補を取り下げ、尾田を支援する。

 三宅 伸吾 57 元外防委員長 自 現 【公】

 尾田美和子 46 PR会社役員 無 新 【立】【国】【社】

 ■地元局で活躍の2人激突 愛媛

 ◆愛媛 改選1

 地元テレビ番組で活躍した2人が争う。自民は、衆院愛媛3区にくら替え出馬する現職の井原巧に代わり、タレントのらくさぶろうを擁立。地元局アナウンサーだった元衆院議員の永江は、3年前に続いて野党統一候補として無所属で出馬する。(敬称略)

 らくさぶろう 54 タレント  自 新 【公】

 永江 孝子  58 元衆院議員 無 新

 ■名鑑の見方

 ◇立候補予定者 11日現在。党本部・支部の公認や内定などを基準に、参院の勢力順に並べた。順に氏名(敬称略)、年齢、代表的な肩書、党派略称、派閥略称(自民現職のみ)、現元新別、推薦・支持政党。氏名は本名の漢字書き。芸名などが広く通用している場合は通称名を使用。◇党派の略称 自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、国=国民民主党、共=共産党、社=社民党、幸=幸福実現党、諸=諸派、無=無所属。◇自民党派閥の略称 (細)=細田派、(麻)=麻生派、(岸)=岸田派、(破)=石破派

関連記事(外部サイト)