「そこ滋賀」プロジェクト 京都で訪日客へ情報発信

「そこ滋賀」プロジェクト 京都で訪日客へ情報発信

京都からの訪日客を呼び込もうと忍者姿で滋賀の観光情報を紹介するスタッフ=13日、京都市

 滋賀県と同県の観光振興に取り組む公益社団法人「びわこビジターズビューロー」は13日、京都を訪れる外国人観光客を滋賀県内に呼び込むことを目的とした「そこ滋賀」プロジェクトをスタートさせた。京都市の京都タワー内の外国人専用観光案内所で同日から、観光情報の発信を開始。京都に近接する滋賀の魅力をアピールして誘客を図る。

 京都タワー3階にある大手旅行会社のJTBと京阪ホールディングスが運営する「関西ツーリストインフォメーションセンター京都(KTIC京都)」に、滋賀をアピールする案内板を設置。甲賀流忍者の装束をまとったスタッフが来訪者らに琵琶湖や延暦寺など県内の観光スポットや関連チケットの案内を始めた。

 この日はKTIC京都で記念セレモニーが開かれ、由布和嘉子副知事は「滋賀へは(京都タワーの)目の前のJR京都駅から電車で9分。琵琶湖や近江牛など京都にない魅力があふれている。ぜひ滋賀を体感してほしい」とあいさつした。

 KTIC京都には年間約6万人の訪日客が訪れるといい、香港から観光旅行で訪れたという梁(りょう)婉(ゆん)嫻(ふぁん)さん(47)は「今回は京都の嵐山に泊まっているが、滋賀の魅力が分かれば、ぜひ行きたい」と話していた。

 平成29年の外国人延べ宿泊客数実績では、京都市の721万人に対し、滋賀県は34万人と大きな開きがある。こうした状況の打開に向け、KTIC京都での情報発信などを通じ、滋賀の知名度アップを目指す。

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