都内の銭湯、都バス10月値上げ 都営地下鉄、都電も、消費増税に伴い

都内銭湯や都バス10月値上げ

 東京都内の公衆浴場(銭湯)が、現行の大人(12歳以上)料金460円を10月から10円値上げする。都交通局も都営バスの値上げ申請を国土交通省に申請。一部路線について現金利用で10〜20円程度、値上げを行う方針で、いずれも10月から予定される消費増税に伴う措置だ。

 都交通局は今月内に、都営地下鉄や日暮里・舎人ライナー、都電荒川線についても消費増税をにらんで、値上げ申請に踏み切る。

 公衆浴場の料金は平成26年から4年間変わっていないが、燃料費や光熱費の値上げが続いており、業界関係者らで構成する都公衆浴場対策協議会は「浴場経営は厳しさを増している」との報告をまとめた。

 ただ、値上げは、大人の料金の10円のみにとどめ、12歳未満は180円(6歳未満は80円)で据え置きする。

 同協議会は値上げ後に、利用客数や反応を調査する予定。近年は銭湯を舞台にした映画やドラマが注目を集めていることから、「業界全体に大きな追い風が吹いている」との認識も示している。来年の東京五輪・パラリンピックで、「日本の入浴文化を世界に発信していく絶好の機会」とも捉えている。

 都営バス料金については、23区内の路線で現金利用の場合、江戸川区の1路線のみ10円上がる。ICカード利用は3〜6円の値上げ。多摩地区の場合は、距離の長い路線で20円上がる路線もあるという。

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