河野太郎防衛相が韓国への対応について、国防相と意思疎通したいと言及

記事まとめ

  • 河野太郎防衛相が韓国への対応について、国防相と意思疎通したいと意欲を見せた
  • 辺野古問題については移設の重要性を訴え、玉城デニー知事との意見交換に言及している
  • また、防衛予算への懸念の声については、国民生活を守るための能力確保は大事と述べた

新閣僚に聞く 河野防衛相「韓国国防相と意思疎通を」

 −−外相時代に続き、どのように韓国に臨むか

 「外相時代は康京和(カン・ギョンファ)外相という良いパートナーがいた。日韓関係を新たな高みに引き上げようとさまざまな事業を展開しようとした矢先に、(いわゆる徴用工問題をめぐる)大法院判決が出て、非常に残念に思う。厳しい北朝鮮情勢の中、日韓の連携は重要で、どこかのタイミングで韓国国防相(鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)氏)にお目にかかり、意思疎通したい」

 −−米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設についての考えは

 「抑止力の維持、普天間の危険性の除去を考えると、辺野古(移設)は非常に大事だ。できれば沖縄県をはじめ地元の理解をいただき、しっかりと工事を進めたい。玉城デニー知事とはよく知った仲なので率直に意見交換したい。できるだけ早いタイミングで訪問できれば」

 −−中東情勢の安定化に向けて防衛省はどのような役割を果たせるか

 「イランを含め中東各国から日本は信頼を得ている。橋渡しなど果たす役割はかなりある。防衛省として関わるのは難しいかもしれないが、日本全体で外務省をバックアップしたい」

 −−中東のホルムズ海峡に自衛隊の部隊を派遣する考えは

 「現時点で特に決まっていることはない」

 −−増え続ける防衛予算に懸念の声が出ている

 「北東アジアの安全保障環境が極めて厳しい中、国民の平和な暮らしと領土・領海・領空を守るための能力確保は大事だ。ただ財政には一定の制約があり、リソース(資源)を柔軟に配分し、合理的な装備を考えなければならない」

 −−防衛省・自衛隊にとっての課題は何か

 「人材の育成だ。宇宙・サイバー・電磁波といった(安全保障上重要な)新領域を含め、これまで以上に技術革新に対応していかなければならない。良い人材をリクルートし、育てなければならない。サイバーなどの分野でトレーニングした人材を自衛隊につなぎとめておく必要がある」(田中一世)

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