高知知事選 浜田氏が初当選 与野党対決制す

 任期満了に伴う高知県知事選は24日投開票され、新人で元総務省総括審議官の浜田省司氏(56)=自民、公明推薦=が、新人で共産党県委員の松本顕治氏(35)=共産、社民推薦=を破り、初当選した。立憲民主、国民民主両党の県連も松本氏を推薦し、埼玉、岩手の両知事選に続く与野党対決となる中、与党は野党統一候補の知事選3連勝を阻んだ。投票率は47・67%で、前回選挙戦となった平成19年を1・75ポイント上回った。

 3期12年務め、国政転出を目指して退任する現職の尾崎正直氏は浜田氏を後継指名し、12年ぶりの選挙戦は尾崎県政の継続の是非が主な争点となった。

 浜田氏は選挙戦で、大阪府副知事などを務めた経験を生かして関西圏との連携を強め、経済活力を県に引き込むとアピール。24日夜、浜田氏は高知市の事務所で「尾崎県政の継承と発展という道筋を掲げたことが評価された」と勝因を分析した。

 浜田氏の当選について、自民党の下村博文選対委員長は記者団に「国政においても大きなプラス影響になる」と述べた。

 野党側は新任閣僚2人の辞任や安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐって政権批判を展開したが、浸透しきれなかった。

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