中曽根元首相死去 自民・甘利氏「スケール大きな宰相」

中曽根元首相死去 自民・甘利氏「スケール大きな宰相」

第71代首相指名を受け、議席で手を挙げて応える=昭和57年、衆院本会議場

 自民党の甘利明税制調査会長は29日、中曽根康弘元首相の死去について「まさに『巨星落つ』という感じで受け止めている。これだけスケールの大きい宰相はなかなか誕生しないと思う」と述べた。党本部で記者団の取材に応じた。

 甘利氏は、自身が担当相として携わった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉をめぐり、中曽根氏にアドバイスをもらったことなどに触れ、「いろんな思いが走馬灯のように巡ってくる」としのんだ。

 また、中曽根氏が日本政治に残したものを問われ、「日本が戦後という一種のレジーム(体制)から脱却して世界を牽引(けんいん)する主導役に立つ、その自覚と責任を持てという話だった。歴代の首相にその思いはしっかり受け継がれている」と述べた。

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