中高生8人の国連派遣も断念 外務省、テレビ会議に変更

 外務省は、日本の将来を担う青少年にグローバルな視野を持ってもらうため、毎年実施している中高生の国連本部での研修事業を今年は取りやめ、代わりに国連関係者とのテレビ会議を行う。新型コロナウイルスの感染拡大で訪米が難しくなったためで、27日に国連職員らと日本国内の中高生らがインターネットを通じて意見交換する。

 外務省は、平成15年にイラクで殉職した奥克彦大使(当時)と井ノ上正盛一等書記官の名前を冠した奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団として、毎年3月に中高生を米ニューヨークの国連本部に派遣している。今年も8人の中高生が22日から28日まで訪米する予定だった。

 中高生らは感染リスクを抑えるため、外務省に集まるのではなく、それぞれの地元からインターネットを介し、国連開発計画(UNDP)の職員らとのミーティングに参加する。

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