群馬県 新型コロナ対策の補正予算発表 医療体制整備や中小企業支援 総額50億円

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、群馬県は25日、令和元年度一般会計約6億円、2年度一般会計など約44億円を増額する総額約50億円の補正予算案を発表した。患者増に対応する医療体制の整備や中小企業の資金繰り支援などが柱となる。

 県によると、補正後の一般会計は元年度が約8052億円、2年度が約7458億円となる。県は26日に開かれる第1回定例会の本会議に提案する。

 医療体制の整備事業では、感染者が今後増え、感染症病床だけでは対応できない場合に備え、一般病床を事前に確保したり、人工心肺装置など医療機器の購入費を補助したりする。

 感染者を診療する帰国者・接触者外来も現行の16カ所から30カ所にほぼ倍増し、対応を強化する。

 経済対策では、中小企業の資金繰り支援のため制度融資の「経営サポート資金」を拡充。金利を現行の1・3〜1・75%から1・1%に引き下げるほか、融資枠も80億円から200億円に拡大する。

 山本一太知事は25日の定例会見で、「県内の感染者は計14人となった。クラスター(小規模な感染集団)も発生しており、感染拡大の懸念は増している。県内経済への影響も深刻だ」などと述べ、対応強化の必要性を強調した。

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