三原じゅん子が野田聖子の推薦人代表になった理由は“仁義” 選対本部は機能せず

三原じゅん子が野田聖子の推薦人代表になった理由は“仁義” 選対本部は機能せず

野田聖子氏

 夫が元暴力団員だと本誌(「週刊新潮」)に報じられ、その事実が裁判(一審)でも認められながら告示直前に20人の推薦人を集めた野田聖子幹事長代行(61)とその推薦人代表となった“元ツッパリ女優”三原じゅん子参院議員(57)。

 出馬会見では野田氏の後ろでじっと見守る姿が印象的だった三原氏。実はこの二人、15年以上前からの付き合いなのである。

 事情を知る芸能関係者によると、

「まだ三原さんが政界進出していなかった16年ほど前に、野田さんの著書を読んで感動した三原さんが連絡をとったのが、最初でした。すぐに意気投合し、姉貴と慕うように。三原さんが出馬するきっかけを作ったのも野田さんだったのです」

 2010年の本誌のインタビューで三原氏は、

「野田先生とは本当に深くて濃い関係。飲みに行くたび、最後にはいつも“私たちは前世で姉妹だったんだね”と話すんです」

 と語った。野田氏と兄弟分ならぬ“姉妹分”の契りを交わしていたのだ。

 同年、参院初当選。しかし、野田氏がこれまで総裁選に挑戦しようとすると、三原氏は当時官房長官だった菅総理との関係を重視し、推薦人の依頼を断ることもあった。それゆえ、二人の関係が険悪になった時期もあるが、それが一転、今回推薦人となったのは、野田氏に対する恩や義理人情があったからだという。「これが私の筋の通し方」と、自身のツイッターで明かしているのだ。


■仁義なき戦いで仁義を…


 野田陣営の議員が言う。

「一時は25人ほどにまでなった推薦人も直前に7、8人引きはがされ、最後まで大変でした。三原さんは保守のイメージが強いゆえ、野田さんの推薦人になったことはかなりのハレーションがあったようです。“ツイッターのフォロワー数が減った”と本人はぼやいていました。ただそれでも、選対本部長に就任し、野田さんのメディア出演にも同行しています」

 日本の行方を左右する仁義なき戦いで、仁義を通した“妹分”。とはいえ、現実は厳しい。陣営関係者が言葉を継ぐ。

「正直、野田陣営は組織としては機能していません。選対本部は衆院議員会館の会議室。毎日夕方から会議があるものの、出入りしている議員は推薦人の半数もいません。組織というより、個々が手弁当で活動しています。一応、河野さんを支持している若手議員らを引きはがそうと勧誘はしているみたいですが……」

「週刊新潮」2021年9月30日号 掲載

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