新党結成の小池都知事、金主は鳩山由紀夫元総理? 水面下では怪しい動きが

小池百合子都知事が新党結成 鳩山由紀夫氏がスポンサーとなってその息子が出馬か

記事まとめ

  • 岸田文雄首相が衆院解散の意向を明らかにした前日、ファーストの会の結成が発表された
  • 小池百合子知事は立候補しないと明言しているが、前向きに動いているようだという
  • 鳩山由紀夫氏がスポンサーとなってその息子が出馬する等、様々な政治家の名が囁かれる

新党結成の小池都知事、金主は鳩山由紀夫元総理? 水面下では怪しい動きが

新党結成の小池都知事、金主は鳩山由紀夫元総理? 水面下では怪しい動きが

ダンマリの小池知事

 政界は選挙モードに突入したが、岸田新総理が衆院解散の意向を明らかにした前日、都内で国政進出を目指す“新党”の結成が発表された。“政界渡り鳥”の異名を持つあの人は「出馬しない」と嘯(うそぶ)くが、永田町を闊歩したいという欲望は隠しようがないのだ。

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「党名は小池知事と相談して決めました」

 と、記者たちを前に胸を張るのは、東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」代表の荒木千陽都議。10月3日に都内ホテルで開いた会見で、国政進出を目指す「ファーストの会」結成を宣言したのである。

 政治部記者が解説する。

「7月の都議選で善戦した都民ファが、今度は衆院選で都内25の選挙区を中心に公認候補を立てると大風呂敷を広げました。小池知事は自ら予防線を張るが如く“立候補はしない”と明言していますが、国民民主党の玉木代表に接触して選挙協力を頼むなど、前向きに動いているようです」


■水面下で画策


 玉木代表以外にも、永田町界隈では新党に絡みさまざまな政治家の名前がささやかれているという。

「大量に候補者を立てるとなれば、供託金も多額となりますからね。鳩山由紀夫元総理がスポンサーとなって、その息子が出馬するとか、“無敗男”として野党再編に動く中村喜四郎代議士や、前埼玉県知事で参院議員の上田清司氏と手を組むなんて話も出ています」(同)

 そこで、件の上田氏に話を聞いてみると、

「私は私で今度の衆院選で新党を立ち上げますので、都民ファとは『非自民』として協力できる部分はしていくつもりです。小池知事とお話ししたかどうかについては言えませんが、新進党時代は共に活動していましたし、私の知事時代には何度も意見交換をさせて頂いた。鳩山先生とも私たちの仲間が接触はしていますが、私が直接お話ししているわけではないので……」

 何やら水面下で画策していることは否定しない。

 都政関係者によれば、

「コロナ禍が完全に終わらない中、小池知事が出馬となれば有権者の反感を買うだけ。渡り鳥の彼女らしく風が吹くのを待っているのでしょうけど、昵懇(じっこん)だった自民の二階前幹事長が影響力を失ったとあっては、いざ国政に打って出る際の宿り木となる党があって困ることはない。都民ファが都議会第2党の座を占める原動力となった103万票を、衆院選で他の政党に取られていいのかという焦りもある。国政復帰の下地を作ったと見て間違いありません」

 またぞろ“赤い絨毯”を闊歩したくて気もそぞろ。コロナ禍にあって拱手傍観を続け、五輪も終わった今や存在感がまるでないのも、むべなるかなである。

「週刊新潮」2021年10月14日号 掲載

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