小泉進次郎、“環境問題”推しの演説の評価は 専門家は「大人の俳優になれない天才子役」

小泉進次郎氏の演説は環境問題に時間を割く 「大人の俳優になれない天才子役」とも

記事まとめ

  • 小泉進次郎氏は、“縁起が悪い”と応援弁士としての人気が急落しているという
  • どこの演説でも環境問題を必ず絡めるそうで、“エコロジー推し”がうっとうしいとも
  • 「天才子役が大人の俳優になるのに悪戦苦闘しているところ」とアナリストは指摘した

小泉進次郎、“環境問題”推しの演説の評価は 専門家は「大人の俳優になれない天才子役」

小泉進次郎、“環境問題”推しの演説の評価は 専門家は「大人の俳優になれない天才子役」

小泉進次郎氏

 今日投開票を迎える衆院選。かつて“客寄せパンダ”として重宝された小泉進次郎だが、今回は様子が違うのだという。

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「前環境大臣の小泉進次郎さんは応援弁士としての人気が急落しています。総裁選で自身が担いだ河野さんが敗れたことで、候補者の間で縁起が悪いと、敬遠されているようです」(自民党選対関係者)

 そんな中でも、親しい若手議員の応援には積極的に駆け付けているようなのだが、

「どこの演説でも環境問題の話を必ず絡めてきます」

 と取材する記者が言う。

「“横須賀には日産の(電気自動車の)リーフの工場があって”と演説で言及するなど、結構な時間を環境問題に割くのが常です」

 では、と本誌(「週刊新潮」)記者が実際に他候補への応援演説の様子を聞きに行くと、かなりの時間をエネルギー問題に費やしていた。例えば、

「アップルは再生可能エネルギー100%のビジネスをしている」

「マルイは再生可能エネルギーを最も頑張っているデパートです」

「私が着てるアシックスのジャケット、このブランドも再生可能エネルギー100%の方向で動いている」

「再生可能エネルギーをやらないとアップルとはビジネスできなくなる」

 環境問題がいかに重要だからといって、いささか“エコロジー推し”がうっとうしい気も……。


■まるで大人の俳優にステップアップできない天才子役


 政治アナリストの伊藤惇夫氏が指摘する。

「彼の演説は自分の体験が発言の主軸になっていて、視野が狭いと感じます。大臣時代の実績を強調するばかりで、大きな政策課題を真正面から語ることもほとんどない。私は彼を天才子役と呼んできましたが、アイドル的な人気がなくなる中で、大人の俳優になるのに悪戦苦闘しているところではないかと思います」

 それどころか今やお笑いのボケ役といったキャラクターだ。演説後、アイドルさながらに写真撮影しているところで「週刊新潮です」と声をかけると、

「あ、そうですか」

 と言ってダンマリ。

 官邸の男泣きではなく、国民の心を動かす迫真の演技をそろそろ見せてほしい。

「週刊新潮」2021年11月4日号 掲載

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