秋元司衆院議員が北九州カジノ誘致に「平成中村座」を使ったワケ

秋元司衆院議員が北九州カジノ誘致に「平成中村座」を使ったワケ

次から次へと疑惑が……

 IR誘致を見送る方針が報じられた福岡県北九州市。その陰で囁かれるのは“やっぱり”なあの男の存在だ。

 地元紙記者が解説する。

「案の定、北九州のカジノでも、昨年12月に逮捕された秋元司衆院議員の名前が飛び交っていますよ」

 もっとも、秋元氏とともに、意外な人たちの名前も取沙汰されている。それは、

「歌舞伎役者の一座『平成中村座』なんですよ」

「平成中村座」とは、故・中村勘三郎が旗揚げした歌舞伎一座。勘三郎の遺志を継いだ長男・勘九郎と次男・七之助は、昨年11月、北九州市で1カ月間にわたって公演を打ったのだ。そして、

「この公演に尽力したのが秋元氏だと言われている」

 一体、どういうことか。

「かねてカジノ誘致に前向きだった北九州市議会の一派が、秋元氏にカジノ誘致を相談。しかし、地元の経済界にはカジノに後ろ向きな勢力も多かった。そこで秋元氏は『平成中村座』が勘三郎時代から悲願としていた九州公演を北九州の地で実現させ、これで地元を喜ばせてカジノ誘致を前進させようとしたそうです。彼は歌舞伎議連事務局長を務めていましたし、秘書に芸能人のカレンダービジネスをやらせるなど、広い芸能人脈も持っている。それを利用したんでしょう」

 ところが間の悪いことに、

「市議会の一派が、公演は秋元に頼んで持ってきたと吹聴していたさなかに秋元氏が逮捕されてしまった。彼らも慌てて口を噤(つぐ)みましたが、後の祭りです」

「平成中村座」にとっては、とんだトバッチリである。

「週刊新潮」2020年2月6日号 掲載

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