「安倍昭恵夫人」最長ファーストレディのスピリチュアル語録とアルコール遍歴

「安倍昭恵夫人」最長ファーストレディのスピリチュアル語録とアルコール遍歴

地元・山口県で、父・安倍晋太郎、兄・寛信夫妻と共に、1987年(撮影・上森清二)

■地球の成り立ちも渦…だって、神様はそんなことを望んでないもの


 歴代最長ファーストレディとなったアッキーこと安倍昭恵夫人(58)。居酒屋の経営に乗り出すくらいだからアルコール好きで酒に飲まれたエピソードは数知れず、また独特の世界観はスピリチュアルと評され、時に世間を戸惑わせた。そのミステリアスな語録とアルコールとの蜜月ぶりについて振り返る。

 ***

「地球の成り立ちも渦で、宇宙に通じている全てが渦」――。

 これは居酒屋「UZU」を東京・神田に開店した際、店名の由来について週刊新潮に語った際の言葉だ。

 彼女のスピリチュアル語録はこれに留まらず、例えば、

「麻というのはとても波動の高い植物であって、その天と宇宙と人間をつなぐような植物であると」(2016年7月のパネルディスカッションにて)

 また「3・11」後には、

〈水はすべての情報を記憶するそうです。(中略)福島原発の水に愛と感謝を送って下さい〉(11年3月30日付昭恵氏のブログより)

 さらに安倍総理と夫婦喧嘩になった時は、

〈「だって、神様はそんなことを望んでないもの」/「神を出されたら、話にもならん」/となって、ケンカはおしまいに〉(昭恵氏の著書『「私」を生きる』より)

 渦、波動、神……。確かに、一般的な生活を送っていると、なかなか口にしない言葉が続いている。

「昭恵さんが私に会いたいということで対談したんですが……」

 こう振り返るのは、2016年10月、総理公邸で昭恵氏と対談した東工大の西田亮介准教授(社会学)だ。

「彼女は私について下調べなどをしておらず、『聞きたいことがあれば聞いてください』といった態度でした。私としては『特に聞きたいことはないんですけど』という感じで……。正直、『何だこの人は?』と、腹立たしかったですね」


■「普通でありたい」が「自分にしかできないことをしたい」


 その対談の中で、

「昭恵さんは『普通でありたい』と仰っていた。一方、『自分にしかできないことをしたい』とも。彼女は学歴を見ても職歴を見ても特筆すべき点に乏しく、自分にしかできないことをするには総理夫人という立場が必要になります」

「普通でありたいと言いながら、他方で総理夫人という下駄を履いて何かをしたいと言われても、矛盾を感じざるを得ませんでした。こうした矛盾は論理的には解決できない。スピリチュアルなものに関心を向けることで、彼女はその矛盾を消化しているのかもしれませんね」

 事実、安倍家を知る関係者によると、

「首相夫人として外遊に同行すると、各国の首脳夫人と会う。すると、みな“私はこれをしている”というものがあるのに自分には何もないと発奮し、勉強し直そうとしたんですよ」

 殊勝な態度である。そこで、

「勉強し直そうと、お父さん(松崎昭雄・元森永製菓社長)の母校である立教大学に入ろうとしますが、専門学校卒の昭恵さんは3年次からの編入ができないとわかって、論文で入れる大学院の“21世紀社会デザイン研究科”に入ったんです」

「入試論文のテーマはミャンマーでの寺子屋建設活動。安倍晋三さんがアジアの子供たちに学校をつくる議員の会に入っていた関係で、一緒にミャンマーに行ったのを機に運動にのめり込んだ」

 さらにはミャンマーで居酒屋を、それもクラウドファンディングで集めたお金で作るという夢を抱いたという。

「16年、下関にUZUハウスというゲストハウスを作る際も、昭恵さんはクラウドファンディングでお金を集めた。安倍首相が“どういう人のお金かわからず危ない”と止めても、頑として聞かなかった。第2次安倍政権が誕生する直前、居酒屋UZUを作ると言い出したときも首相は反対していましたが‥…」(同)

 地球の成り立ちも渦、神様は夫婦喧嘩なんか望んでない‥…そんなスピリチュアル語で夫である首相を押し切ったのだろうか。


■いまは「ほどほどのお酒で良いご縁をいただいている」


〈どうも、飲むのが人一倍速いようです。とくに「まずビール一杯」は誰よりも速い。自分より速い人がいると、「あっ、負けた……」と悔しくなるほど〉

 これはアルコール中毒患者が綴った反省文ではない。前掲書で述べた一節である。これには続きがあって、

〈若いころは失敗も重ねましたが、いまは「ほどほどのお酒で良いご縁をいただいている」といったところでしょうか〉

 などと、過ぎ去りし日々を反省してもいる。

 ただ、時には我を忘れて飲みたい日もあるのだろう。居酒屋UZUの脇でフラフラのアッキーを掲載写真のように捉えた時もあった。

 彼女の〈若いころ〉を知る関係者が言う。

「電通に勤めていた頃から、昭恵さんは昼より夜の“宴会部長”として有名で、よく同僚と飲み会を開いてはディスコに通っていました。ロングヘアにボディコン姿で、あの『ジュリアナ東京』ではVIP席にたむろしていたこともありましたよ」

「ジュリアナ」といえば、“お立ち台”と呼ばれる舞台に立ったOLたちが、扇子を片手に狂喜乱舞の宴を繰り広げた都内屈指のディスコだ。

 その後も酒への愛は増すばかりで、居酒屋までオープン。自民党関係者に聞くと、

「昭恵さんは最初から最後までビールを飲み続けるビール党。特に、ジョッキの生ビールが大好物で、一度に10杯くらいは平気で飲み干してしまう。お酒が強いだけじゃなくて、飲むスピードも速いんだな」

「酔って暴言を吐いたり、それこそ嘔吐したりなんてことはないんですが、とにかくヘベレケになるまで飲んで、最後は寝てしまうのが昔からの悪い癖なんです。首相夫人になってからは、危ないのでSPを付けるべきだと周囲が進言していたんですがね。お付きの秘書が隣にいるだけで、止められる人はいなかったんです」

 さすがに森友問題が報じられて以降は、SPが付くように。外で自由に飲む機会が減ることもあったが、その際にはもっぱら、家で飲む“宅呑み”にハマっていたという。

 ファーストレディの肩書きが外れたこれからは……。

週刊新潮WEB取材班

2020年9月1日 掲載

関連記事(外部サイト)