武田総務相とNTTの会食 総務省の接待疑惑はどこまで広がるのか

武田総務相とNTTの会食 総務省の接待疑惑はどこまで広がるのか

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菅総理の長男が勤務する東北新社と総務省幹部の接触が取り上げられたかと思えば、NTTも交えた総務省の体質が問われる非常に注目される話題になりました。新たな事実が次々と発覚し総務省を取り巻く問題として取り上げられています。

今回の事の発端は、菅総理の長男である菅正剛氏が勤務する放送事業会社である「東北新社」の幹部と監督官庁である総務省の幹部が会食を行なっていた事が発端となっています。菅正剛氏は菅総理の総務大臣時代に大臣秘書官を勤めていた事や後述するような新事実が続々と判明する事もあり総務省自体の問題として複雑化しました。

この問題は秋本情報流通行政局長を含めた現役幹部職員の更迭に留まらず、かつて総務省で事務次官級のポストである総務審議官を経て内閣広報官を努めていた山田真貴子内閣広報官(当時)の辞任にまで発展しました。更に次期事務次官の有力候補と言われた谷脇総務審議官も官房付を経て退官するなど、総務省の中枢に非常に大きな影響を与えています。

東北新社を取り巻く問題の追求がなされていた中で新たに、総務省幹部らがNTTからも接待を受けていた疑惑が浮上しました。既に退官した秋本前局長に加えて、山田前内閣広報官もNTTからの接待を受けていた事が判明しNTTの澤田純社長が国会に参考人招致され会食に関して「意見交換の機会であり、業務上の要請は無かった」と述べているものの野党は引き続き追求しています。

更に「疑念を抱かれるような接待、会食に応じたことは一切ない」と答弁していた武田総務大臣本人もNTTとの会食に参加しており、国会は紛糾しています。これに関して18日の国会で会食への参加を事実だと認めた上で「食事は注文せず、ビール2、3杯程度をいただいた後、退席した。費用として1万円を支払った」と答弁し大臣規範等に違反する内容では無かったとの認識を示しました。

東北新社と総務省の接待問題から、NTTと総務大臣も含めた総務省幹部への接待が行われていた事も判明するなど問題は広がり国会では日々追求が続いています。同じ政府与党内からも、麻生太郎財務大臣は「質問も答弁も全く同じ。いい加減にしろと言おうかと思った」と述べ、公明党の山口代表は複数回に渡り新事実が発覚する事に対して「調査の質も疑われるし、行政全体の信頼性も損なう」とそれぞれ苦言を呈するほどになっています。今年は衆院選をはじめ麻生、武田両氏の地元である福岡県知事選まで様々な選挙が行われますが今回の影響がどれほどあるのか注目されます。