関根麻里さん「子どもにも同じ道を?」の質問に…

関根麻里さん「子どもにも同じ道を?」の質問に…

関根麻里さん/1984年、東京都出身。幼稚園の年中クラスから高校までをインターナショナルスクールで学ぶ。アメリカの大学を卒業後、日本でタレント活動を開始(撮影/品田裕美)

 父親譲りのユーモアセンスと明るい笑顔で人気の関根麻里さんは、ネイティブレベルの英語力でも知られる才媛です。AERA English特別号『英語に強くなる小学校選び2017』で、幼い頃に英語を学んだ実体験を聞きました。

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「両親には心から感謝しています。幼い私に、英語という大きなプレゼントをくれましたから」

 瞳を輝かせてそう話す関根麻里さんは、4歳でインターナショナルスクールの幼稚園に入園した経歴を持つ。英語が堪能で外国人の友人も多い麻里さんの母が、「娘にも楽しく英語に触れさせたい」と入園を決めた。以来、高校卒業まで「家庭では日本語、学校では英語」という環境だったが、「二つの言語を格別意識した記憶はありません」と、麻里さんは言う。

「ちょうど言葉を覚える年齢だったので、どちらも自然に吸収できたのかも。夢も両方の言葉で見ますよ。登場人物が日本語を使う人なら、夢は日本語です」

 高校卒業後、麻里さんはアメリカのエマーソン大学に進学する。「コミュニケーションを学びたい」と、カナダやイギリス、日本の大学を調べた結果、最も魅力的なプログラムだと感じたからだ。

「英語が使えたことで、選択肢が大幅に広がりました」

 そして始まった留学生活は、巨大なワクワク感と小さな戸惑いが常に隣り合わせ。

「寮のルームメートは底抜けに明るいブラジル人で、常に部屋に誰かがいてパーティー状態でした。帰宅すると『ハーイ、麻里です』って自己紹介するのが日課でした」

 恋もいくつかしたけれど、相手はなぜかゲイの男性ばかり。アメリカ人の多様性と「真夏でもダウンが必要」なほどのエアコンの設定温度の低さに衝撃も受けたが、麻里さんの気持ちの切り替えは早かった。一人になりたければ部屋を出て図書館に行けばいいし、恋した人がゲイなら親友になればいい。

「人はみんな違います。違いを認めつつ、すべてを受け入れる必要もない。私は私でいいのだと、教えてくれたのはインター時代でした。人生の宝物ですね」

 新しい言語を学ぶうえでも、二つの言語を使えるメリットは大きかったという。

「スペイン語を学んだとき、意外にも日本語の母音の発音が役立ちました。韓国語の学習では、日本語の文法を参考にしつつ、ハングルをアルファベット感覚で置き換えて習得しています」

 昨年ママになった麻里さん。お子さんにも自分と同じような道を歩ませたい?

「できれば英語と韓国語も生活の中で楽しく伝えられたらいいなと思います。絵本を読んだり、音楽を聴いたり、歌ったり踊ったりしながら」

 本誌を読むママやパパたちの中には「英語が苦手」と思っている人もいるだろう。そんな人でも、子どもと英語を楽しめますか? と聞くと、「いやいや、日本人のほとんどは、英語が話せますよ!」と真剣な顔で強調した。

「理想が高くて完璧主義なのは日本人のすばらしさですが、中学で習った英語で十分通じるんです。アクセントの違いだって個性だし魅力。『セクシー』『かわいい』と言われることも多いんですよ。他の国には、英単語を並べているだけなのに、『私、英語、話せる!』と自信満々な人もいます(笑)」

(構成・文/神素子)

※「英語に強くなる小学校選び2017」より抜粋

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