苫小牧暴走車に容疑者の母親も同乗! 急発進と追突を繰り返した恐怖の15分間

苫小牧暴走車に容疑者の母親も同乗! 急発進と追突を繰り返した恐怖の15分間

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 被害者たちにとっては恐怖の15分間だっただろう。

 北海道苫小牧市のコンビニの駐車場で、女性(51)が運転する乗用車に軽自動車をぶつけ、けがをさせたとして、道警苫小牧署は22日、無職の桜庭豊容疑者(32)を傷害の疑いで送検した。

 18日午後5時45分ごろ、桜庭容疑者は同市内の片側2車線道路を走行中、女性の車の前に割り込んだ。車のリア部分には初心者マークが張ってあった。危険を感じた女性がクラクションを鳴らすと、桜庭容疑者はキレ、急ブレーキを踏み、車をバックさせて乗用車に衝突させた。さらに横につけ、女性の車の側面に突っ込むと、今度は背後に回り込んで後ろから激突させ、そこから何度も急発進と追突を繰り返した。道路とこすれた車のタイヤからは白煙が上がり、桜庭容疑者はそのまま女性の車をコンビニの駐車場に押し込んだ。

■ささいな交通トラブルがきっかけ

 現場を通りがかった自転車の男性(66)が異変に気付き、携帯電話で110番。自分の車の方を見ながら、男性が通報していることを感じ取った桜庭容疑者は、すかさず車を方向転換させた。男性めがけて車を加速させ、自転車ごとはね飛ばした。男性は弾みでボンネットの上に放り投げられ、自転車は軽乗用車の下敷きになって、グシャグシャに。桜庭容疑者は車をバックさせて勢いをつけ、再び女性の乗用車に猛スピードでズドンと激突させた。車から降りた桜庭容疑者は男性の元に近寄り、殴りかかったが、衝突音を聞いてその場に駆け付けた男性6人が止めに入り、取り押さえられた。警察官に引き渡され、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕となった。女性は頚椎ねんざ、男性はひじや足に軽いけがを負った。

 調べに対し、「もともとイライラしていた。クラクションを鳴らされて、カッとなった。(男性をはねたことについては)興奮して覚えていない」と供述しているという。

 桜庭容疑者は直前までパチンコをしていて、母親と一緒に食事に向かうところだった。桜庭容疑者が暴走を繰り返す間、助手席にはずっと母親がいた。

「なぜ母親は止めなかったのか疑問ですが、相当、甘やかして育てていたようです。無職ですから当然、パチンコ代や食事代もないはずです。母親のスネをかじっていたのでしょう。母親も無理に働かなくてもいいという感じで、息子の面倒を見ていた。2人で仲良さそうにパチンコや食事に行っていたぐらいですから」(近隣住民)

 子が子なら、母親も母親だ。親子そろって常軌を逸している。

関連記事(外部サイト)