飲食店で難癖つけ現金ダマし取る 福岡52歳クレーマー女の古典的手口

飲食店で難癖つけ現金ダマし取る 福岡52歳クレーマー女の古典的手口

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 2年2カ月間にわたり、女は福岡県内のケーキ屋、うどん屋、パン屋、唐揚げ店、ピザ屋で51件も難癖をつけ、現金をダマし取っていた。

 ケーキやうどんに「髪の毛が入っていた」と嘘のクレームを言い、現金を詐取したとして、福岡県警西署は福岡市西区の無職、日南恵子容疑者(52)を1日、詐欺の疑いで逮捕、追送検したと発表した。

 日南容疑者は今年4月、西区のケーキ屋を訪れ、「ここで買ったケーキに髪の毛が入っていた。交通費はどうすると? 片道で2000円ですよ」とイチャモンをつけ、商品の購入代金と交通費、計9944円をかすめ取った。

 日南容疑者はその2カ月前にも、西区のうどん屋に電話をかけ、「持ち帰ったうどんに髪の毛が入っとった。どうするつもり?」とケチをつけ、いったん電話を切った。その後、店まで押しかけ、「髪の毛が入っとったのはあんたのとこの店の責任やないとね。どうすると? タクシーで来たけん、5000円ちょうだい。往復分がかかっとるやろ」と嘘を言って、商品代とタクシー代1万3540円をせしめた。

 日南容疑者は2019年3月から今年5月にかけて、福岡市全域、糸島市、宗像市の飲食店51件で言いがかりをつけ、総額24万6265円を取り立てていた。そのうち27件はレシートの提示を求められ、未遂に終わった。

 調べに対し、「遊ぶ金が欲しかった」と供述しているというから、あきれた女だ。

「日南容疑者は〈ここで買ったケーキ〉と言っていたが、実際は商品を購入しておらず、自転車で来ていたのにタクシー代を請求していた。往復のタクシー代をダマし取っておきながら、自転車で帰るところを店長が見つけ、警察に通報した。逮捕後、余罪を調べたら、同じ手口を使って、あちこちで犯行を重ねていた。あらぬ噂が立つのを恐れた店や、被害額が少額だからと泣き寝入りしたり、髪の毛が混入した可能性はゼロではないので、しぶしぶ現金を支払ったところもあった」(捜査事情通)

 そんな飲食店の事情につけ込み、犯行を繰り返していたのだから、本当にタチが悪い。

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