不倫デート代の捻出に持続化給付金を不正受給…妻に罪をかぶせようとした警察官のゲスっぷり

不倫デート代の捻出に持続化給付金を不正受給…妻に罪をかぶせようとした警察官のゲスっぷり

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「不倫相手との交際費の足しにしたかった。バレないだろうと思った」

 愛人にそそのかされ、デート代を捻出するため、妻をだまして詐欺の片棒を担がせ、いざとなると罪をなすりつけようとしたのだから、極まりないゲスだ。

■デート代を捻出するために持続化給付金を不正受給

 妻の職業を偽り、新型コロナウイルス対策の持続化給付金100万円をだまし取ったとして、警視庁は3日、立川署交通課の男性巡査部長(59)と60代の妻、不倫相手の女ら4人を詐欺の疑いで書類送検し、巡査部長を懲戒免職処分とした。

 巡査部長は2018年から、飲み屋で知り合った50代の女と不倫関係にあった。

 巡査部長の妻は倉庫で配送商品の仕分けのアルバイトをしていた。そこで不倫相手は、巡査部長に「奥さんはパートをしているから給付金をもらえるんじゃない」とけしかけた。

 昨年11月下旬、巡査部長は、不倫相手の知人で80代の男(同容疑で逮捕)に手続きを任せ、妻が個人事業主の家政婦であるよう装い、コロナの影響で収入が大幅に減ったと申請。給付金100万円を詐取した。

 巡査部長はだまし取った100万円を妻と折半し、妻に内緒で不倫相手に高価なプレゼントを買ったり、飲食費に充てていた。妻はまさか、不倫相手と遊ぶ金をつくるため、詐欺を働かされたとは思ってもいなかった。

「昨年、年末調整を行った際、巡査部長は奥さんの年収を申告していた。奥さんは扶養手当をもらっていたため、収入が100万円増えたことに伴い、自治体から警視庁に住民税額の変更の連絡が届き、不正受給がバレた。ちょっと考えれば簡単にバレることは明らかです。それだけ不倫相手に入れ込んでいたのでしょう」(捜査事情通)

 巡査部長は当初、あろうことか「妻が勝手に申請した」と虚偽説明し、罪をかぶせようとしていた。今年4月、100万円全額を返納し、「妻がやったこととはいえ……」と、この期に及んでしらばっくれていたが、5月に捜査が始まるとさすがに観念し、「私がやりました」と容疑を認めた。妻は「警察官の夫が言うので大丈夫だと思った」と供述しているという。

 巡査部長は警視庁の事情聴取に対し、不倫相手のことまでベラベラしゃべり、妻は詐欺に巻き込まれ書類送検されたのだから、今ごろカンカンだろう。こんなゲス男と結婚したことを後悔しているはずだ。

 巡査部長は来年3月で定年退職の予定だったから、これで退職金もパー。不倫相手に入れ上げたばかりに、大切な家族と大金を失うことになりそうだ。

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