東京五輪金メダリスト輩出チーム所属の柔道家 痴情のもつれで交際女性を殴って逮捕

東京五輪金メダリスト輩出チーム所属の柔道家 痴情のもつれで交際女性を殴って逮捕

柔道家が交際女性を殴り逮捕

東京五輪金メダリスト輩出チーム所属の柔道家 痴情のもつれで交際女性を殴って逮捕

江畑丈夫容疑者(右)はベイカー茉秋選手相手に引き分けも(2015年)/(C)共同通信社

 身長180センチ、体重80キロ超の国際大会優勝経験のある猛者が、交際女性に腹を立てブン殴っていたというのだから「柔の道」の風上にも置けない。

 女性に暴行を加え、ケガをさせたとして実業団「パーク24」所属の江畑丈夫容疑者(26)が24日、傷害の疑いで警視庁赤坂署に逮捕された。江畑容疑者は今月中旬、都内のホテルで30代の交際女性の腕や足を殴るなどして全治2週間程度のケガを負わせた疑い。本人は一部容疑を否認しているが、警察は男女トラブルが原因とみて調べを進めている。

 江畑容疑者は2016年の東アジア選手権90キロ級で優勝経験があり、パーク24柔道部は東京五輪で金メダリスト3人を輩出した強豪チームだ。チームメートには、日本選手団金メダル獲得第1号となった60キロ級の高藤直寿選手(28)、兄妹で同日金メダルを獲得した66キロ級の阿部一二三選手(24)らがいる。

 同社担当者がこう言う。

「(特定の部署に所属しているのか?)兼務ではありますが、基本は柔道部所属です。(結婚しているかどうかについては)個人情報になりますので、控えさせていただきます。事実関係を確認した上で厳正に対処します」

■ウルフや阿部一二三とともに優秀選手に選ばれたことも

 江畑容疑者は国士舘大2年だった15年の「全日本学生体重別団体優勝大会」で当時、東海大2年、後のリオ五輪金メダリスト、ベイカー茉秋選手(27)を相手に引き分け。17年の同大会では100キロ級、同学年のウルフ・アロン選手(25)率いる東海大と団体決勝戦で対戦。試合は1対4で敗れたものの、チームで唯一、勝ち星を挙げ、ウルフ・アロン選手、阿部一二三選手(当時日体大)とともに、優秀選手に選ばれた。

 大学卒業後の18年4月、パーク24に入社後、階級を81キロ級に下げた。入社直後には同社のブログ(削除済み)で、「私にとって一つ一つが大事な試合なので、練習とトレーニングを誰よりもやり、すべてに全力で挑んでいきたいと思います。パーク24柔道部で、日本一、世界一に向けて日々稽古に励み、最終的にはオリンピックで金メダルを獲得することを目標に頑張っていきます」と記していた。

 ライバルや同僚たちが五輪で活躍している最中、江畑容疑者は被害女性と不適切な関係を続けていたとみられる。同じ畳の上で汗水を流した仲間たちが努力を積み重ね、偉業を成し遂げたのに、一体、何に励んでいたのか。

関連記事(外部サイト)