渋谷・道玄坂“日本最大級”のハプニングバーで行われていた酒池肉林の世界

渋谷・道玄坂“日本最大級”のハプニングバーで行われていた酒池肉林の世界

ハプニングバー事件で押収された証拠品=9日午前、警視庁渋谷署(C)共同通信社

 捜査員たちが店内に踏み込むと、プレールームにいた全裸姿の若い男女2人は、マジックミラーの向こうにいる客に見せつけるようにして交わっていた。

 東京都渋谷区の日本最大級のハプニングバー「Sleeping Beauty〜眠れる森の美女〜」の経営者、広瀬理基容疑者(40)と21〜42歳の従業員男女9人が8日、公然わいせつほう助の疑いで警視庁保安課に逮捕された。わいせつな行為を見せ合うハプバーで客に部屋を提供した容疑だ。

 同店はGW期間中、連日、エロイベントを企画。逮捕当日は「水鉄砲ローションイベント」を開催中だった。店内には「みんなで彼シャツ着てローション水鉄砲でぐちゃぐちゃのねちょねちょになりながらあそんじゃおう」と書かれたチラシが掲げられ、20〜30代の男女70〜80人の客でごった返していた。

 店はラブホテルが立ち並ぶ道玄坂にあり、一見するとラブホに見紛う造りで、地上3階、地下1階という広さだった。プレールームでエロ行為に耽る男女を、のぞき見客がマジックミラー越しや小窓からのぞき見るシステム。ネットやツイッターで客を集め、入会金は男性が7000円、女性が2000円。入場料は単独女性がタダで男性は19時までは8000円だが、客が増える19時以降は一気に1万7000円に跳ね上がる強気の値段設定だった。入会するには健康保険証と顔写真付きの身分証明書2点が必要で、支払いは現金のみ。店内での撮影、録音は禁止され、荷物はすべて1階のロッカールームに預けなければならない。

 広瀬容疑者は経営に携わるようになった2020年10月以降、1年半の間に1日約90万円、5億4000万円を売り上げるなど荒稼ぎ。調べに対し、「到底納得できない」と容疑を否認している。

「AV女優も来店するなど、もともとマニアに人気の老舗店で、タレコミをきっかけに内偵を始めた。場所柄、若い客層が中心で、約6割が20代、約3割が30代です。セーラー服やSMなどの貸衣装が用意され、コスプレプレーを楽しむこともでき、店のあちこちで“ハプニング”が起きます。ローションイベントの他にも、カップル企画『彼女なら彼の〇〇〇当ててみろ』や、『変態借り物競争』『ビキニナイト』『スポーツコスプレ』『電〇カラオケ」など、さまざまなイベントを開催していた」(捜査事情通)

 突然の老舗店の摘発に、ガッカリしている「見せたがり客」や「のぞき見客」も多いことだろう。

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