京都40代女性遺棄 全裸“グルグル巻き”死体発見までの顛末

京都40代女性遺棄 全裸“グルグル巻き”死体発見までの顛末

遺体が見つかったアパート駐車場(C)共同通信社

単なる生活保護受給者とケースワーカーという関係ではなかった。

 女性の遺体をアパート駐車場に遺棄したとして、京都府警向日町署は12日、このアパートに住む職業不詳の橋本貴彦(55)、向日市職員で地域福祉課主査の余根田渉(29)両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。

「アパートの2階の部屋から異臭がする」

 11日午前11時ごろ、近隣住民から110番があった。現場に駆け付けた署員が部屋の中を確認しようとしたが、ドアには鍵がかっていて室内に入れなかった。そこで大家を呼びにいき、戻ってきたら駐車場に余根田容疑者がいたため事情を聴いたら、「関係ない」とシラを切り、その場を立ち去ろうとした。

 あまりにも臭いが強烈だったため周囲を捜索したところ、駐車場に止めてあった余根田容疑者の車のトランク下あたりに、全身をテープで巻かれた遺体がゴロンと横たわっていた。遺体は、橋本容疑者と同棲中だった40代の女性とみられている。

「すっ裸でシートに包まれ、粘着テープでグルグル巻きにされ、す巻きのようになっとった。橋本容疑者は1階で女性と一緒に住んどって、余根田容疑者は最近、アパートの2階に部屋を借りたそうや。余根田容疑者が住んどったかどうかは分からんが、33平方メートルほどの部屋には、遺体を隠しとったとみられる横型の業務用の大型冷蔵庫がドーンと置かれとった。通報されたことに気づき、慌てて遺体を部屋から持ち出して車で運ぼうとしとったみたいや」(捜査事情通)

 余根田容疑者は2018年1月、橋本容疑者が生活保護を受給するようになった当初からの担当で、月に1回程度、自宅を訪れ、この日は訪問日だった。受給者に犯罪歴や精神疾患などがある場合はケース記録に記載があり、ケースワーカーはそれを把握した上で対応に当たることになっている。

「橋本容疑者はキレたら手が付けられないタイプで、過去にも数回、警察の世話になったことがある。調べに対し、女性に危害を加えたことをほのめかしとる。遺体は腐敗が進んどったけど、死後約1カ月やった」(前出の捜査事情通)

 3人の間に一体何があり、なぜ市職員と生活保護受給者は共謀したのだろうか。

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