いじめを見て見ぬふり…神戸・東須磨小加害教師らの資質と評判

【神戸市立東須磨小で教員間いじめ】前校長、被害の20代男性教師にパワハラか

記事まとめ

  • 神戸市立東須磨小で40代の女性ら4人の教師が後輩の20代教師にいじめを繰り返していた
  • 前校長は被害に遭った教師に「女性と遊ぶ暇があったら一人前になれ」と叱責したそう
  • 校長に昇進する前には現場の教師に「裏切ったらどうなるか分かるやろ」と発言したとか

いじめを見て見ぬふり…神戸・東須磨小加害教師らの資質と評判

いじめを見て見ぬふり…神戸・東須磨小加害教師らの資質と評判

ようやく会見に応じた仁王校長(C)共同通信社

神戸市立東須磨小で40代の女性ら4人の教師が、後輩の20代教師に激辛カレーを食べさせるなどしていじめを繰り返していた問題で、新たな疑惑が浮上した。

 9日、神戸新聞が同校の前校長をめぐる「パワハラ疑惑」を報じたのだ。前校長は2016年、東須磨小に教頭として赴任し、18年4月に校長に昇進。記事によると、前校長は今回被害に遭った20代の男性教師に対し、職員室で「女性と遊ぶ暇があったら一人前になれ」と叱責したという。

 さらに昇進前の18年1〜2月ごろ、現場の教師に「裏切ったらどうなるか分かるやろ。完全に切る。だから誰についたらいいか分かるやろ」と恫喝まがいの発言までしていたというから、何をか言わんやだ。前校長は昨年9月、男性教師からいじめ被害の訴えを受けながら、何の対処もしなかった。

 これが「事実」だとすれば、東須磨小では長年にわたっていじめが黙認され、学校を牛耳っていた4人組の加害教師はやりたい放題。前校長が今年4月に転任した後もいじめを続け、周囲は見て見ぬふりをしていたことになる。

 実際、複数の教師が「いじめ」の現場に居合わせながら、今年6月に現在の仁王美貴校長に報告するまで実態は明らかにされず、教師たちは市教委の聞き取り調査に「加害者はリーダー的存在で言い出しづらかった」と答えている。

 さらに仁王校長も被害教師が暴言を受けていたことや、模造紙のロールの芯で尻にミミズ腫れができるまで殴られていたことを把握しながら、市教委に「指導済み」と報告。問題発覚後の保護者説明会でも、「4人は授業力と指導力を持った先生で私も教えてもらうことが多かった」と、自分より同校の在籍期間が長い4人の教師をかばうような発言をしていた。

■隠蔽の意図はなかったというが…

 仁王校長は9日の記者会見で「隠蔽という意図はありませんでした。ハラスメントへの認識が甘かった」と答えたが、それこそ管理職失格だ。

 仁王校長を昔から知る近隣住民がこう言う。

「サラリーマン家庭に育ち、地元の進学校から私大に進学して結婚し、いったん、出ていったんやけど、親から土地をもろて家族で帰ってきて家を建てたんや。お嬢ちゃんが2人おるわ。小さい頃から知っとるけど、昔から愛想が良くて、ええ子やった。きつい性格ちゃうから、遠慮して『あかんで』って言えへんかったんかな」(近隣住民)

 前代未聞の教師による教師へのいじめ。なぜこれだけ世間の注目を浴びているのか、教師たちは分かっているのか。

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