訪問介護女性に睡眠薬を飲ませ…33歳・障害者の卑劣な手口

訪問介護女性に睡眠薬を飲ませ…33歳・障害者の卑劣な手口

川崎優樹容疑者(本人のものとみられるSNSから)

人の優しさに付け込んんだ卑劣な犯罪だ。

 自宅に訪問介護に来た女性にわいせつ目的で睡眠薬を飲ませ、交通事故でケガをさせたとして大阪府貝塚市の無職、川崎優樹容疑者(33)が17日、準強制わいせつの疑いで府警捜査1課に書類送検された。

 川崎容疑者は元とび職で5年前、作業中に建物の6階から転落し、頚髄を損傷。約1カ月間、意識が戻らず、回復後も右手が少し動かせる程度で、首から下はほとんど動かせない。1人ではほぼ何もできない状態だった。

「体に良いから」

 7月28日午前7時40分ごろ、介護業者からアルバイトで訪問介護に来た女性(20)に睡眠導入剤入りの飲み物を勧めた。

「自分用いうことにして、医者から処方された睡眠導入剤を、ヘルパーに頼んでダイエットサポート飲料に混ぜてもらっとった。女性は立場上、断るのも悪いと思って飲んだんや。そしたら急性薬物中毒になって意識がもうろうとし、その場で寝込んでしもうた。右手は動くいうてもほんのわずかしか動かへんから、女性の体を触りたくても手が届かへんかった。しばらく経って女性の意識は戻り、軽自動車を運転して帰ろうとしたんやけど、まだ意識がはっきりしてなくて、300メートルほど行ったところで住宅の壁に車をぶつけて胸を打ち、ケガしてもうたんや」(捜査事情通)

■一歩間違えれば重大事故

 事故後、尿検査で睡眠導入剤の成分が検出されたことから捜査を進めていたところ、約1カ月後の8月26日午後2時半ごろ、別の事件が起きた。

「川崎容疑者は自宅に見舞いに来てくれた27歳の知人女性に『オレのオリジナルカクテル飲むか』言うて、睡眠導入剤入りの酒を飲ましたんや。この女性も急性薬物中毒になり、その場で倒れ、救急搬送された。酒が入っとったもんやから、3日間、昏睡状態に陥り、肝機能が悪化した。その後、交通事故を起こした女性以外にも、同じ介護業者から派遣されとった複数の女性が『その時は別に何をされたわけでもないし、ただ疲れて眠くなっただけやと思ってましたが、そういえば意識がもうろうとなった』と、被害を訴えたんや」(前出の捜査事情通)

 調べに対し、「体を触わりたかった。わいせつ目的だった」と容疑を認めているという。

 被害女性たちは一歩間違えば重大事故につながったり命に関わるところだった。そんな悪辣な犯行を重ねたにもかかわらず、介護がなければ生きていけない川崎容疑者の面倒を見続ける人たちがいることを分かっているのか。

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