“あおり男”宮崎文夫容疑者がSNSに残した「もう一つの疑惑」

“あおり男”宮崎文夫容疑者がSNSに残した「もう一つの疑惑」

事件から5カ月、移送される宮崎容疑者(C)日刊ゲンダイ

「(勾留期間中は)まあ、おとなしくしてましたよ」(捜査関係者)

 あおり運転事件で強要と傷害の罪で起訴された「あおり男」こと宮崎文夫容疑者(44)が9日、別件での取り調べを受けるため、勾留先の茨城県警取手署から愛知県警本部に移送された。

 午前8時すぎ、報道陣の前に姿を見せた宮崎容疑者は終始うつむいたまま5、6人の捜査員に囲まれ、車に乗り込んだ。昨年8月10日、常磐自動車道で20代男性が運転する車をあおり、高速道路上で無理やり停車させ、激高しながら顔面にパンチを5発浴びせた威勢の良さは、すっかりなくなっていた。

 宮崎容疑者は常磐道で事件を起こす前の7月23日、愛知県岡崎市の新東名高速道路を高級スポーツタイプ多目的車(SUV)で走行中、トラックの前に割り込み、蛇行運転や急加速、減速を繰り返して進路を妨害。9日、愛知県警に到着後、強要の疑いで再逮捕された。

 宮崎容疑者は6月8日にも新東名高速で、別のトラックと接触事故を起こしている。トラックのドライブレコーダーには、宮崎容疑者が運転するポルシェカイエンがあおりと蛇行運転を繰り返し、幅寄せをしながら急ブレーキをかけ、火花を散らして衝突する映像が残されていた。

 宮崎容疑者は逮捕される5日前の8月13日、SNSに<事故発生当日から起算して2ケ月経過するも相手方及び相手方保険会社から何らの連絡等一切無し>と投稿。さらに<同乗者のK氏曰く相手方はあなたを殺す若しくはあなたが経営する会社の事業活動を妨害及び阻害し損害を被らせる事等を目的として故意にぶつかって来たとしか思えないとの所感が相手方の本意であるならば大変にそれは悲しきことであると弊社は考えます>と、ディーラーの話を掲載していた。

 K氏があのカノジョであるのは明白だが、自ら事故を引き起こした疑いもある。

 宮崎容疑者は2018年3月、監禁容疑で逮捕されたが、その後、不起訴となり京都府内の精神科病院へ2カ月ほど入院。今回の逮捕後も刑事責任が問えるか鑑定留置が行われ、昨年末に起訴された。宮崎容疑者をめぐっては少なくとも5回、危険運転したことが明らかになっている。

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