総務省キャリア官僚が女性下着泥棒…逮捕の一部始終と素性

総務省キャリア官僚が女性下着泥棒…逮捕の一部始終と素性

逮捕された田中宏局長(C)共同通信社

日本列島が新型コロナウイルスの感染拡大で混乱に陥っているというのに、総務省のキャリア官僚が女風呂でパンティー泥棒とは開いた口が塞がらない。

 総務省東北総合通信局長で、キャリア官僚の田中宏容疑者(58)が1日、仙台市太白区の秋保温泉にあるホテルの女湯に侵入し、女性用のパンティーとブラジャー(時価1000円相当)を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで宮城県警仙台南署に逮捕された。

 2月29日午前10時すぎ、田中容疑者は公務員宿舎のある青葉区の自宅から12キロほど離れた秋保温泉を訪れた。ホテルの女湯大浴場に忍び込み、脱衣場のボックスにあった脱ぎたての女性用のパンティーとブラジャーを2組盗み出した。風呂から上がった女性が下着がなくなっていることに気づき、従業員に「下着がなくなった」と伝え、ホテルが110番した。

■所持品検査をかたくなに拒否

 仙台南署員が駆け付けると、ホテルのロビーにトートバッグを抱えた中年男、つまり田中容疑者がいた。署員が「バッグの中身を確認させてもらえませんか」と声をかけると、田中容疑者は「見せられない」と拒否。その後も、「見せてください」「見せられない」といった押し問答が続いた。そんなやりとりがホテルの前で長時間続いたため、署員が裁判所の令状を取り、カバンの中を確認したところ、パンティーとブラジャーが2セット出てきた。

「とりあえず1組については裏付けが取れたので緊急逮捕し、その後、もう1組に関しても被害が明らかになったため2つの窃盗容疑で送致した。本人が現場におり、被害品を所持し、防犯カメラで建物内に出入りする様子が確認でき、容疑を認めている。ただ動機については詳細は語っていない。宿泊していたわけではなく、1人で日帰り入浴温泉を利用しようとしていたようだ。女装していた? そこらへんは分からない」(捜査事情通)

 田中容疑者は静岡県出身で東北大卒業後、旧郵政省に入り、総務省技術政策課長、放送大学学園理事などを歴任。2019年4月から東北総合通信局長を務め、ウィキペディアで人物、経歴が紹介されるほど。

「東北6県の電気通信事業者の監督や無線局の許認可などを担う部署のトップです。東北地方における5Gなど、最先端の通信技術の推進に取り組んでいました。部下の数? 100人強います」(東北総合通信局企画広報室)

 局長就任にあたり、総務省のHPで「東北の地は、大学生活を過ごしたご縁のある地であり、就任にあたり感慨深い思いがしております」と語っていたが、その「ご縁のある地」で、まさかパンティー泥棒で逮捕されるとは、思いもしなかっただろう。

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